誰も教えてくれなかったおもしろ小技

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スノーボードは楽しい!カッコいい!
スノーボードのトリックは、そんな気持ちをより鮮明にもたしてくれる玉手箱。今回はそのトリックの中でも、誰も教えてくれなそうなおもしろ小技を取り出して、そのコツを伝授しよう。

photo & text: Fusaki

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講師:ジュリアン天畏

カナダ公認のフリースタイル・エグザミナーで、フリースタイル・コーチの育成に勤めるコーチのコーチ。

 

トライポット

トライポットとは、三脚のこと。フィルマーには欠かせないことのアイテムが、実を言うとトリック名になっているのだ。
両手を雪面につけて、ノーズ・マニュアルする姿は、まさに三脚のようだ。

やり方はいたってシンプル!

?トゥサイドで立っている状態から、両手を雪面につける。ヒールサイドだと身体がねじれ過ぎて難しいので、最初はトゥサイドからこの姿勢を作るのがポイント。

?この姿勢を作ったら、ノーズマニュアル状態のまま両手を滑らしていき完成。

このトリック、スノーボードがうまいとか下手とかあまり関係ないようで、極端な話、初心者でもできてしまうことがある。

なかなかできない時には、ノーズマニュアルを。つまりノーズでプレスする練習を。

また、斜面でできない場合には、まずは平らなところでやると、このポーズをうまく作れるので良い練習。

それと友達にサポートしてもらって、このトライポットの姿勢を作るとうまくいくよ。

ぜひ、やってみてね!

滑りながらやる時には、トゥサイドで山側に切れ上がり、
このようにノーズマニュアル気味に180させながら手を突いてやってみよう。

この状態からボースをスパッと180返して

ノーズからテールマニュアルにすることもできるよ。

慣れない内はお友達に手伝ってもらうのも手だ。

 

トータス・スピン

トータス・スピンとはまるで亀が裏返しになって雪上をクルクル回ったかのように、滑るトリックのこと。この春あたりからウィスラーでも流行の兆しがあり、時たまパークあたりで見かける。

やり方はいたってシンプル!

?バックサイドへターンするようにヒール側のエッジに乗っていき、上体を低くしていき、

?前の手を雪面につけてその手を軸に回る。

?あとは、お尻をつけて、背中をつけて、亀のように回るだけ。

これの応用で、ボックスでやるのも楽しいぞ!

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おもしろ小技ボードの取り方編

2つのおもしろ小技をご紹介したところで、最後はボードの持ち方を2つ紹介しよう。

滑り終わったスノーボード、そのまま腰を屈めて取るのもなんかダサさいよね。
そこで、ここではカッコいいボードの取り方を2つ紹介しよう。

1つは、ボードのソールが天に向けて置いた状態からの取り方。
もう1つは、その逆でボードのソールが雪面にくっついた状態からの取り方だ。

以下、写真を参考に練習してみよう。
きっとできるようになるよ。

ハイバック側を身体の方に置いた状態でつま先をボード下に入れる。

そこから真上やや身体側に向かうように蹴り上げて。

あとはキャッチするだけ。

ヒール部分につま先をかけて。

蹴り上げよう。

あとは受け取るだけ。

おもしろ小技どうだった?
些細なことだけど、ちょっとした工夫でスノーボードは、よりカッコ良く、楽しくなるものなんだ。
ここで紹介したものは、ちょっと練習すればできるようなものばかりだ。
ぜひ、トライしてみて。
そして、新しいおもしろ小技を開発するのは、今、これを読んでいるあなたかもしれない!

 

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