苦手なことを強化する

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スノーボードのライディングには、横乗りならではの特徴が出るものである。そして、その特徴により、苦手部分を克服することが大切だ。

例えば、バックサイドはヒザを曲げやすいやフロンサイドでは曲げ難い。多くのスノーボーダーは、フロントサイドターンしている時に、バックサイドターン以上に腰が高くなってしまう。だから、フロントサイドターンでは、バックサイド以上に腰を低くできるようにヒザと足首を曲げるといいだろう。

またバックサイドターンは、ズレやすくキレにくい。
逆にフロントサイドターンは、キレやすくズレにくい。

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その特徴を利用して、
バックサイドでは斜滑降でキレ感覚を磨き、
フロントサイドでは横滑りでズレ感覚を磨くといい。

その他、フロントサイド180はできるけど、バックサイド180ができない、という人がいる。その逆もしかり。スピンはだいたい最初はフロントサイド180がしやすくて、そちらを習得する人が多い。そろそろバックサイド180にチャレンジってことで、練習を続けると、逆にフロントサイド180ができなくなったりする。

基本的なグラブ技でも同じことが言える。インディばかりやって、メソッドができなくなった、というのはよくあること。

好きなことはどんどんやりたくなる。気持ちいいから、やりたい。だけど、続ければ飽きる。そんな時こそ、苦手なことをやるといい。そうすると、スノーボーダーとしての幅が広がる。そして、より楽しめるスノーボードができるようになる。

苦手なことばかりやることもないけど、得意なこととバランスよくやること。そのさじ加減は、自分の本日の心に聞いてみるといいだろう。「オレ、今日は調子いいし新しいことにチャレンジしたい。よしっ、頑張って苦手なことを徹底的にやるぞ」とか。逆に「なんだか、調子悪いなあ。とりあえずお得意なことを決めて、気分を上げて行こうか」なんて、ふうに。

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