磁石な人は上達する

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今年もウィスラーでのdmkクラブ活動を通じて、多くのクラブ員たちがとても上達したことを実感した。春になってからは、僕の撮影の仕事の関係などであまり活動はできなくなってしまったが、その合間に見ていた何人かのクラブ員は、しばらく見ていない間にずいぶん上達して驚かされた。唐突な話だが、そんな人たちを見ているとまるで磁石のような人に思える。

磁石を砂場に突っ込むと、ずいぶんと砂鉄がくっついてくるが、まるで上達するという人はそんな磁石のようにハングリーに上達という砂を拾ってくるように思えるのだ。上達することにひじょうに貪欲で、人が気づかないようなアドバイスもきちんと拾って来て、自分の上達の肥やしにしてしまう。

逆に言ったら、そういった磁石のようなパワーがない人は、どんな素晴らしい環境にいようともあまり上達しない。せっかくの大チャンスを見逃してしまっているという感じで、そういう人は磁石パワー欠落だ。

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振り返って自分を考えれば、僕もずいぶんと上達磁石のパワーが衰えているが、このコラムを機会にもっとそのパワーをアップしないといかん、と思う。
今、このコラムを読んでいる方はどうだろうか? もし、磁石パワーがあるなら、どんどん上達するための要素が注入されているに違いない。それは、スノーボードに関係する事柄以外でも、日頃の些細な事柄からもどんどん吸収されて来るはハズだ。
逆に「最近上達していないなあ」と思う人は、まず自分の磁石パワーを確認したらどうだろう。ある意味、この磁石パワーを再確認して、そのエネルギーをいかにしたら蓄えることができたら考えていたら、ずっと上達し続けられる自分が見つけられるかもしれない。毎日、毎日、夜眠る前に「磁石パワーよ、私に来い!」と御呪いするだけでもハウツーの神様は、そのようなエネルギーを与えてくれるかも!?

 

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