【ハウツー】スノーボードの上達も螺旋階段

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サッカーのワールドカップ、ブラジル戦は衝撃的な敗戦でしたね。
エースとキャプテンが不在だったとはいえ、あそこまで崩壊するとは思ってもいませんでした。何かの歯車が壊れると、全体のバランスが崩れるというサッカーの怖さを見たような思い。

日本戦も、残念ながらうまくその歯車が合わなかったように思います。
もし、何かちょっとしたピースがうまくハマれば、まったく違った良い結果も出ていたのかもしれません。
日本は8年前のドイツ大会のように戻ったという批判的な意見もありましたが、サンデーモーニングに中西哲生さんが、うまいコメントをしていました。

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「日本のサッカーは螺旋(らせん)階段のように、グルグル回りながら上っている。」

つまり、良い時もあれば悪い時もある。それでも上には行っているんだ、ということです。
それが、たまたま悪い時にハマってしまうこともあるだろうけど、確実に上昇している。
螺旋(らせん)階段のように、あとから上から見下ろせば、「ああ、当時はあこを回っていたんだなあ。」と思える日が来たり。

僕はそのコメントを聞いていて、確かにそうだな、と思うと同時に、スノーボードの上達も同じことが言えるな、と感じました。

プロ・ライダーたちは、ライバルの活躍にジャラジーを抱くこともあります。

「ああ、なんであいつは、あのフィルム・クルーで良いパートを残しているんだ。」とか、「あいつは海外でライディングができていて羨ましいなあ。」と思ったり。

でも、そうしたライバルもたまたま運が良くて、そのポジションに立てたのです。もちろんその前提には努力があったのですが、大変な時期を回って来て、輝けるポジションに巡り合った。それでも、また大変な時期がやって来るのです。
だから、大切なことは、いつかチャンスがあることを信じて、コツコツと努力すること。虎視眈々とあきらめずに上を狙い続けることです。
これは、何もプロでなく、初心者のスノーボーダーの方にも同じことが言えるでしょう。

ある日、突然にスノーボードがうまくできるようになる。
天気が良くて、雪質が良くて、斜度が適度でターンがしやすく、気分が上がる仲間もいた。
しかし、翌週、突然に調子が悪くてうまくターンができなくなったり。すると、落ち込んでしまうものです。

だけど、その悪い要因は、天候が悪かったり、アイスバーンであったり、身体の体調が優れなかったり、というようなことがあり、そもそもまだまだ実力が足りないから、うまく滑れなかったわけです。
そうした時には、素直に自分の実力を認めて、またコツコツと練習すること。

決して悲観的になることはありません。
ここにも、螺旋階段があるのです!
あきらめずにやっていけば、必ずその先にはさらに良いスノーボーディングの世界が待っています。

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