「こだわり」と「置いとけ」

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ここ毎日、真夏の世界最大パーク Camp Of Championsの写真と毎日格闘中。
晴れの日には700枚撮影するので、整理するのが結構、大変。

そんな中でもシモン・チェンバレンとジョー・セクストンの写真はシークエンス(連続)写真を狙っていたので、結構な枚数だ。1トリックで20枚とか撮影してしまう。

シモンとジョーの写真は、撮りまくっていたので、彼らのトリックをほぼ収めたわけだけど、そこで1つ気付いたことがある。

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それは、ジョーは最初にやろうと思ったトリックができないといつまでもこだわってやり続けるけど、シモンは逆にできなくても違うトリックをどんどんやるということ。
そしてシモンは、後で最初にできなかったトリックをやるのである。

言わば「こだわり」のジョーと、「置いとけ」のシモンなのだ。

どちらがいいといのは言い難いが・・・。

今、これを読んでいるみんなも何かのトリックに挑む時には、できなくて何度も挑んでメイクするまでやるジョーのような「こだわりタイプ」かもしれない。しかし、僕はシモンの「置いとけスタイル」をオススメしたい。

というのも3度も同じ失敗して、4度や5度目でメイクれるという確立は低いと思うからだ。
1度や2度の失敗なら、もう1回やってもいいか、と思う。しかし、3回失敗したら気分転換も必要だろう。

自分がメイクできるノリノリのトリックを決めて気分を上げていき、それからまた挑んでみたらいいと思うのだ。

ジブでもジャンプでも反復練習することは、上達の近道だ。
ハイクアップは疲れるが、トリックを習得するためには効率の良い方法。
しかし、できないトリックを何度もやり続けてもダメ。もしかしたら、悪いクセを繰り返しやり続けて、返ってどんどん悪い方向に行くこともあると思うのだ。

あくまでも個人的な意見だけど、いつも「こだわりスタイル」でやっている人は、シモンのような「置いとけスタイル」も参考にしてみるといいと思う。
もちろんできない技も最終的にはできるようにするために。一度撤退しておいて、再び攻撃するということだ。

 

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