食べ残しをするな!

いつかのウィスラーのクラブ活動だったかな。スタッフでもあるトオルがあるクラブ員の女の子に「食べ残しをするな」と言ったんだけど、あの言葉はなかなか印象的だった。つまり、その言葉はある子がどこか飛べるところで飛ばなかったりして発せられた、と思うのだけど、そのゲレンデでできることを好き嫌いなしにとりあえず何かやっときなさい、と。回転するのが怖かったら、オーリーでポコジャンでもいいわけだし。

唐突おじさんモードに入ってしまうけど、最近の若い奴を見ていると、何ができないとか意図も簡単に言う傾向にあると思う。「私にはこれができないです。」とか。そういった言葉を聞くと、凄く若く見えない。
例えば、オレが仕事を引き受ける時、常にそこには「できるかな?」と不安が付きまとう。ビデオの撮影の仕事をやったことないけど、やってみるか?と聞かれてみれば、不安だけど「やってみます」と答えたし、またその他様々な仕事も大変だ、不安だと思いながらも「うーん、なんとかやってみます。いや、ぜひやってみたい。チャレンジさせてください。」と答えたものである。今でもその精神は変わらない。

スノーボードだって変わらない。ゲレンデの地形を使ったジャンプ、パークの様々なアイテム、コブも行くし、いろいろなスタイルの滑り方もやってみる。カンジやミッチャンが出ているリスペクトのビデオを見て、滑りのスタイルというのも研究するし、ともかく何だってやってみる、という気持ちだ。そうやって行くには、必ずそこには不安とか恐怖感も付きまとうが、ある程度のことは何でも克服できることなので、とりあえずそれがメイクできるようにトライしてみる。

今、ウィスラーでのクラブ活動では、自分たちのテーマは何事にもトライすることだ。今までまったく未知の世界のことでもできるようになって行くこで、自分たちが今までできたこともレベルアップするものだ。
例えばコブ・ライデイディングと一発エアーなどは一見リンクしていないようだけど、実を言うと様々な部分でつながっていて、コブを滑ることでバランス力などもアップするし、着地時の強化にもなる。

食べ残しをするな!
そういう気持ちでスノーボードすると、もっともっと楽しい世界が拓けるだろう。