人間はガンコにできている

自分でスノーボードのビデオを見ていると、つくづく自分はガンコにできている、と思う。意識の中では、滑りを変えたいと思っているのに、実際に見ていると変わっていない。
よくビデオ・レッスンでもあるのだが、自分では思っていたよりも低い姿勢ができていなかった、というケースなどが多々ある。
「ねっ、だからオレもっと低い姿勢って言ったでしょ?」
「はい、確かにフサキさんの言うように姿勢がまだまだ高かったです。自分ではもっと低い姿勢になっていたと思っていたのに・・・」 というのは、よくある会話だ。 だけど、滑りがうまく変わらない、ということでは気にすることはない。自分の見たところ世界中のほとんどのスノーボーダーは同じようなもの。つまりガンコでなかなか変わらないものなのだ。これはプロ級の腕になればなるほど、そういう傾向になり、相当強い意識を置いていかないとうまくなっていかないものなのである。

さて、「人間はガンコにできている」と認識したところで、次にどうすればいいか。いろいろなアプローチ方法があるだろうが、自分としてはやはりビデオで撮影してもらうのが一番だと思う。これほど客観的に見れるものはない。
自分の滑りのビデオをあまり見慣れない人は、最初、「えっ、ワタシってこんなにヘタなの!?」と落ち込むことになるかもしれない。だけど、そうやってガツンと落として発奮すればいいので、気にすることはない。誰でも自分をよく知ることで、成長するものだから。

ともかく、日頃の生活の中でも、人間とは変わるようで変わらないという認識を持つことが第一歩だろう。昨日の自分と今日の自分ではあまり変わっていない。だけど、未来の理想の自分像を作りあげるためにも、とりあえず明日は新しいことをやってみる。そういった日常から自分を良い方向に変えるクセをつけることで、ガンコになかなか上達できない自分のスノーボーディングをも変える、思考能力が身について行くと思うのだ。