
スキーやスノーボードは、とにかくお金が掛かる!たしかに昨今のリフト代は高いし、ギアの代金も高い。さらに交通費やホテル代もどんどん上がっている。私の友人のスノーボーダーの中には、「スノーボーダーになると結婚できない」と冗談交じりに言う人もいるほど、本気で取り組めば取り組むほどお金が掛かる印象がある。思えば、私も若い頃は自販機のコーヒー代すら躊躇していた(笑)。
そんな中、「スキーやスノーボードはお金持ちの遊び」というイメージに異を唱えるのが、カナダ・ブリティッシュコロンビア州を拠点に活動する登山・アウトドア系ユーチューバー ジェームズ・パヴェリック(Rise & Alpine) さんです。彼は年間100日以上スキーを楽しむ一方で、特別リッチではありません。生活費を工夫し、スキーを人生の最優先にすることで、誰でも雪山を楽しめると語ります。
目次
お金がなくても楽しむための4つのポイント
ジェームズさんが「お金がなくてもスキーやスノーボードを楽しむ秘訣」として挙げているのは、以下の4つです。
1. 仕事を確保する
スキーに必要な「お金」を稼ぐためには、まず仕事が必要です。特別高収入である必要はなく、最低賃金でもOK。
おすすめは以下のような柔軟性のある仕事です:
- 夏の季節仕事(林業、消防士、漁師など)
- リモートワーク(ソフトウェア開発やデザインなど)
- 山の近くでの仕事(レストラン、ホテル、スキー場スタッフ)
ポイントは「スキーシーズン中に時間を確保できる仕事」を選ぶことです。
2. 山の近くに住む
住む場所を工夫するだけでも大きく節約できます。
- 山に近い町に住むことで、移動やガソリン代を節約
- 公共交通機関やライドシェアを活用してさらにコスト削減
都市部から遠く離れた山に住むことで、雪山に通うコストを大幅に下げることができます。
3. ギアは中古で揃える
最新のスキー・スノーボードギアは高額ですが、スキルが上達する前に高価な道具は必要ありません。
- スキー板・ブーツ・ウェア・グローブはFacebook MarketplaceやCraigslistなどで中古を購入
- ゴーグル・ヘルメットだけは新品がおすすめ(安全面のため)
- ギアは壊れるまで使い、修理可能なブランドを選ぶ
4. リフト券はシーズンパスで賢く
1日券は高額ですが、シーズンパスやマルチマウンテンパスを活用することで、1日のコストを大幅に下げられます。
- Icon PassやEpic Passなどで複数のスキー場を低コストで滑る
- 週末やオフピーク時に集中して滑ることで、1日あたりのコストをさらに抑える
お金より優先順位が大事
ジェームズさんは、「スキーを楽しむためには人生の優先順位をスキー中心にする」ことが重要だと語ります。
- 食費や娯楽費を削る
- 夏の生活費を抑えて冬に備える
- 車中泊や簡易宿泊を活用する
これらを工夫することで、誰でもリッチでなくても雪山を楽しむことが可能です。
まとめ:お金がなくてもスキーは楽しめる
ジェームズさんの提案をまとめると以下の通りです:
- スキーを最優先にする
- 仕事を確保する
- 山の近くに住む
- ギアは中古で揃える(ヘルメット・ゴーグルのみ新品)
- シーズンパスでコストを下げる
- 食費を工夫する(ランチは持参)
- 交通費を工夫する(カープール・ライドシェア)
- 宿泊費を抑える(車中泊など)
- 我慢と工夫を惜しまない
- とにかく滑る
最後に
「スキーはお金持ちのもの」と思われがちですが、工夫次第で誰でも楽しめます。ジェームズさんの経験から学び、あなたも雪山ライフを始めてみませんか?