4年前、小学3年生の大翔くんの存在を知って、驚いた。
小さいながらに、果敢に攻める滑り。しかも当時すでに1080も回すスピンマスター。
その時に公開された動画は、世界中のスノーボード・メディアに驚きを持って迎えられた。
そんな大翔くんもこの春から、中学一年生。
あの時、「X Gamesやオリンピックに出場して活躍したい。」と言っていたが、いよいよそんな機会にチャレンジできる年齢となっている。
いつか、日本中から注目を受けそうなスーパー次世代ライダー、荻原大翔くんにオリンピックへの思いを聞いてみた。
Photo: Burton
--中学校生活の方は、いかがですか?
大翔:楽しいです。
友達もたくさんいるし、学校が大好きなので。
--これまでもシーズンの活動で、学校生活との両立が大変だったと思います。中学に入ると、より難しい面も出て来ると思うけど、シーズン中はどんな動きになりそうですか?
大翔:まだ、中学に入って冬になっていないのでわかりませんが、スノーボードの練習が部活の代わりなので、勉強との両立はたぶんできます。友達とも遊んだりできるし。
冬は大会の日程で学校を休まなくてはいけない時もありますが、週末だけ滑ります。
本当はもっと滑った方がいいのかもしれませんが、学校が楽しくて。
--インスタから配信された動画を拝見したけど、この夏も精力的に練習している様子。
週の練習量は?
大翔:週5日は茨城県のflyhillでジャンプやジブの練習してます。
あとの日は自宅でできるトレーニング。たまに走ったりしてます。
--このオフシーズンの練習テーマは?
大翔:ジャンプは全体的に回転数アップ。ジブは自分ができない動きを練習してます。
アウトのバリエーションを増やしたいからプレッツエル方向の練習したり。
あと、スピードが落ちないようなスムーズなアウトを目指しています。
--春にはバートンチームのトリップでマンモスマウンテンに行ったということだけど、どうでしたか?
大翔:まず、メンバーがヤバかったです!宮澤悠太郎くん、大塚健くん、村瀬心椛ちゃん。
緊張しました。
凄いライダーたちと練習できる環境を与えてくれたBurtonに感謝してます。
マンモスはパークも凄くきれいでした。
サイズも適度で、山の後はスケートしたり、あの環境は素晴らしいです!
また行きたいし、他の国もぜひ行ってみたいです。
Photo: Burton
--来たるべきシーズンに向かって、どんなことを考えていますか?
大翔:怪我なく楽しんで、いい映像残して、大会で結果も出して、ランキングもあげて、海外にも滑りに行って。全部頑張りたいですね。
--目標とするライダーは誰ですか?好きなライダーは?
大翔:平野歩夢くんです。
好きなライダーは、(ストーレ)サンドベックとマーカス(クリーブランド)と角野友基くんです。
--お父さんは、ビデオ撮影してくれたり遠征のサポートなどしてくれますが、大翔くんにとってお父さんは、どんな存在ですか?
大翔:友達?コーチ?カメラマン?かな。
とにかくスノーボードをする上で欠かせない存在です!
Photo: DMK Yoshi
--ところで、スノーボード以外に夢中になっていること。好きなことはありますか?
大翔:荒野行動(ビデオゲーム)です。
やりすぎて成績下がってスマホ取り上げられました。
その後上がって返してもらいましたが(笑)。
--以前、お聞きした時は、X Gamesやオリンピックに出たいということでしたが、改めて今の目標を教えてください。
大翔:僕が小3の頃の動画をみて、スノーボードを始めてくれた子もいると聞いて、とても嬉しかった。
スノーボードは本当にカッコよくて、楽しくて、素晴らしいスポーツ!
僕がオリンピックで活躍して、もっと広めていきたいです。
オリンピックには絶対に行きたい。圧倒的な滑りで金メダルを目指します!
--本当、将来楽しみ!この冬も怪我には気を付けて、素晴らしいシーズンを送ってください。
大翔:ありがとうございます!
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