選手目線でフリーライドを体感できるFWT JAPAN認定コース『ZONE FWT』、どう攻める?

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多くの方に「フリーライド」を安全に体験してもらいたい想い」を形にした全国12箇所のゲレンデをご紹介

Freeride World Tour (以下、FWT)の日本国内の運営を統括するFWT運営事務局(株式会社Pioneerwork内、本社:東京都台東区、代表:後藤陽一)は、国内大会である、FWT QUALIFIER、FWT JUNIORの開催にあたり、より多くの方に「フリーライド」の魅力を伝えたいと考えています。昨年に引き続き、ゲレンデ内に既に設定されている上級者コースを、フリーライドエリア「ZONE FWT」として包括的にFWT JAPAN認定エリアとすることで、多くの方に「フリーライド」を安全に体験してもらいたいと願っています。今年は開催ゲレンデが2つ増え、全国12箇所のゲレンデでの開催が決定いたしました。また、大会同様、本企画も「TOYO TIRES」にスポンサーとしてFWT JAPANの想いを支えていただくことをご報告いたします。

「ZONE FWT 」とは

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近年、海外では主流であったバックカントリーの流行により、スキー場管理区域外の滑走について、日本でもより多くのスキーヤーとスノーボーダーがスキー場管理区域外に立ち入る姿が見られてきました。海外のスキーリゾートは標高2,000mを超える山岳地帯に建設されることが多いため、広大なスキーリゾート内に規制ロープなどを設置せずに自由に山全体を滑走し楽しむことができます。 しかし、日本のスキーリゾートは標高1,000mに近い山林地帯を伐採し建設したスキー場が多く、丁寧にロープで規制し、コース上のみの滑走を現代まで推奨してきました。コース規制し、圧雪し、安全確認がされたスキー場のみ滑走が認められている中で、経験のないスキーヤーがスキー場管理区域外に立ち入り、遭難や雪崩などの事故が目立ちはじめ、バックカントリーがネガティブな行為として受け取られていると思います。

FWT JAPANは大会開催時に選手に向けて雪崩が起きた際のレスキュー活動を学べるセーフティワークショップなどを開催し、安全啓蒙活動を続けておりますが、大会に参加しない一般の方々にも安全啓蒙を行っていきたいと考えています。
FWTはスキー場管理区域外で行うイベントですが、ZONE FWTでは全てスキー場管理区域内のみ選出をしています。各スキーリゾート内の非圧雪であり、斜度も大きく、自然地形を滑走できるコースをZONE FWTとして認定いたしました。バックカントリーはすべてが自己責任であり、滑走の事故は生死に影響します。そんな事故を防ぐには、スキーリゾートというリフトで何度も回せる環境で滑走スキルを向上させることが、事故を防ぐ道の一つではないかと考えます。今回認定したZONE FWTのコースを難なく滑ることができる方は、大
会にもエントリーできる方であり、フリーライドという自然地形を自分らしく滑走できる方だと思います。
今後は各スキー場のZONE FWTにて安全啓蒙のイベントなども開催し、フリーライドの普及を続けていきたいと考えています。


ゲレンデ一覧

全国12箇所のゲレンデと認定コース一覧

昨年より認定コースが増えて、全国12箇所のゲレンデで滑走が可能!全てのゲレンデがパートナーであるアースホッパーの対象ゲレンデ!ゲレンデホッピングして、フリーライドを楽しもう。

北海道
・カムイスキーリンクス(旭川市)コース名:ディープパウダーコース
旭川の極上パウダーが楽しみながらオープンバーンとツリーランを同じ1本のランで楽しめる数少ないコース設計でFREERIDEが体感できる。

・キロロスノーワールド(余市郡)コース名:Asari Course 2-C
ゴンドラ山頂と朝里第二リフト山頂からアクセスができるキロロ最大の急斜面コース。トラックアウトした急斜面をこなす滑りがFREERIDEに直結する。

岩手県
・夏油高原スキー場(北上市)コース名:RABBIT
飛び込むようなDrop inができ、細い沢に吸い込まれていくため、対応力が求められる。大会開催は兎森山山頂にスタートゲートを運ぶことを想定。

宮城県
・マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわ(刈田郡)コース名:あとみBコース
旧シングルリフトの線架下エリアで、地形起伏に溢れるコース。第3リフトから少しのハイクが必要。滑るイメージを想像しながらドロップポイントへと向かおう。

群馬県
・ホワイトワールド尾瀬岩鞍(利根郡) コース名:エキスパートコース(上部)
幅広で遮るもののないコースは縦横無尽な滑走が可能。急斜だがうねりも少なく、FREERIDEとしての経験値を積むのに最適。

・オグナほたかスキー場(利根郡) コース名:トレーニングコース
今シーズンから新設された非圧雪コース。リフトからのアクセスが大変良く、体力を削られずに何度でも楽しめる。ここからFREERIDEへの第一歩を踏み出そう。

新潟県
・舞子スノーリゾート(南魚沼市)コース名:チャンピオンコース
過去にはFWT Qualifier 1*を実施していた斜面であり、フリーライドデビューに好条件な斜面。ぜひフリーライドを体感したことがない方に訪れてほしい。

・湯沢中里スノーリゾート(南魚沼郡)コース名:チャレンジバーン
ボトムからの見通しが滑り切った後に自分のラインがどこを通ったのかが分かりやすい斜面。昨シーズン登場したナチュラルヒットアイテムにより、チャレンジ精神をくすぐられるレイアウトに。

・ロッテアライリゾート(妙高市)コース名:マムシ
FWT Qualifier3*開催地をリフトで回せるという例のない環境。
マップ上は小さなコースに見えるが、足を運ぶと想像以上に大きなフェイスが待っている。

長野県
・御嶽スキー場(木曽郡)コース名:チャンピオンゲレンデCコース
10年ぶりに復活した旧ゲレンデ、BCデビューを考える方におすすめ。現在はリフトが稼働していないが、バスで送迎してくれる高待遇でコンペティターの気分に。
兵庫県
・ハチ・ハチ北スキー場(美方郡)
コース名:FWT ZONE NATURE
関西No.1ゲレンデ規模ながら、雪面コンディションが著しく変化することを予測してドロップする場所を選ぶ。これもFREERIDEの醍醐味である。

広島県
・恐羅漢スノーパーク(山県郡)
コース名:砥石郷コース
山陽の中でも特に自然降雪に恵まれ、山の規模感もFREERIDEを楽しむには文句なし。コース途中から片斜面でのトラバースを意識してコースバックしよう。

コース上にはバナーが設置されております。スキー場のルールを守って滑走ください

国内大会スケジュール

国内では3会場でFWT QUALIFIER、内2会場ではFWT JUNIORの開催が決定。計6大会を開催いたします。今年も、FWTとの入れ替え戦となるCALLENGERへの参戦を目指す、多くの日本人ライダーの活躍に期待が高まります。さらに、バックカントリーエリアで開催されるHAKUBA VALLEY(長野県白馬村)大会は世界でも数少ない4*の大会となり、白熱した戦いが世界から注目されています。

4スターならではの迫力のあるラインディングとスピード感

大会名:2025 TOYO TIRES FWT HAKUBA QUALIFIER 4*
日程:2025年1月27日(月)~1月30日(木)
会場:HAKUBA VALLEY(長野県⽩馬村)
主催:⽩馬村観光局、株式会社Pioneerwork
FWT発祥のスイスなどのヨーロッパにも引けを取らない、白馬の壮大なアルパインエリアにて開催。世界でも数少ない4*の大会であることから、コースセッティングにも注目が集まる。開催前日までフェイスがわからないことから、選手の緊張感も他大会とは一線を画す。

大会名:2025 TOYO TIRES FWT YUZAWA NAKAZATO QUALIFIER 2* 1* / JUNIOR 1*
日程:2025年2月1日(土)~2月4日(火)
会場:湯沢中里スノーリゾート(新潟県南⿂沼郡)
主催:湯沢中里スノーリゾート
昨年に引き続き湯沢中里で開催。Qualifier 2*までは人工物の設置がレギュレーションとして認められており、ヒットポイントが複数設置されている。ライダーのコース選択に注目。

QUALIFIER 2* 1エントリーはこちら
https://liveheats.com/events/297480
QUALIFIER 1エントリーはこちら
https://liveheats.com/events/297479
JUNIOR 1* エントリーはこちら
https://liveheats.com/events/286692

アライはターンに応じてで吹きあがるスプレー

国内大会のボランティアを募集

2025 TOYO TIRES FWT JAPAN SERIESでは、大会を支えてくれるボランティアスタッフを募集いたします。下記のフォームをご確認の上エントリーに進んでください。
募集人数を超える応募があった場合は、抽選にて決定いたします。

大会ボランティア募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe3it1JkJZc7kwWGyQLK-jHSekYoiRcY_h61yo1fFYAnswuPA/viewform

Freeride World Tourに参戦するには
FWTの傘下に置かれるすべての大会は、4階層のピラミッド構造になっています。
FWT Juniorは18歳未満のための大会で、有望な若手ライダーがスキルを磨き、グローバルランキング獲得への道を歩み始めるステージとして開催します。18歳以上のライダーはFWT Qualifierに出場し、良い成績を残したベストアスリートはFWT Challengerに進みます。ここでは、2024年シーズンでFreeride World Tourに参加したが、2025年シーズンの参加基準の順位に満たなかった選手との入れ替え戦に挑戦することができます。
このFWT Challengerで優秀な成績を収めたアスリートは、すべてのカテゴリーの頂点である、Freeride World Tourに参戦できます。
それぞれの大会シリーズには独自のランキングがありますが、世界チャンピオンの称号が得られるのは、Freeride World Tourで優勝した選手のみとなります。

日本でも開催される、FWT Qualifierには1~4の4つの大会レベルがあり、選手たちは各大会を転戦しながら、大会レベルと順位に応じてポイントを獲得していくことになります。スター数が大きいほど順位に応じて獲得できるポイントが大きいのも特徴です。
Freeride World Tour(FWT)概要
FWTは1996年にスイスで第一回大会が行われ、その規模はフリーライドファンの増加と共に拡大。現在 は世界で唯一最大のフリーライドの世界ツアーとなりました。(男女・スキー・スノーボード・予選・ ジュニア合わせて5600人以上の選手が世界を転戦し、合計150大会が欧州・北米・南米・オセアニア・ アジアで実施されています。) http://freerideworldtour.jp

【フリーライドスキー・スノーボードについて】
フリーライドは、ゲレンデ滑走だけでなく山の自然な地形を楽しむ新しいウィンタースポーツのスタイ ルで、世界及び日本でも人気が高まっています。特に日本の質の高い大量のパウダースノーは海外で「Ja pow(Japan + Powder Snow)」と呼ばれ、日本は最高のフリーライド体験が得られる国の一つとして 国際的に認知されてきています。

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