ドーハの歓喜からパウダーの歓喜

広告 five  

朝5時に起きて、日本を応援。
まさかまさかのドイツに勝利!
ドーハの悲劇から代表チームを応援しているけど、まさか日本がワールドカップでドイツに勝てる日が来るなんて。
それにしても、最後の5分ほどはハラハラドキドキでしたね。
過去にも、最後の最後で嫌な展開があっただけに、最後までに気が抜けない試合でした。
ボールの試合率は圧倒的にドイツだけど、少ないチャンスを活かして見事に勝った日本は、まさにサッカーという試合のおもしろをたっぷりと表現してくれたと思います。
ドーハの歓喜!!!

日本のみなさんは、この試合の後、おそらくおいしいお酒でも飲みながら眠りについたのだと思いますが、自分にはもう1つのビッグイベント。初滑りがありました。
正式なオープン日は、明日なのですが、今日はウィスラーの従業員だけが滑れたのです。もう30年以上もウィスラーにいるけど、こうしたことは初めてのこと。粋な計らいをしてくれました。
インストラクターをやっていると、初滑りの日にレッスンに入るというのがあたり前だけど、こうして1日でも滑らせてもらえると、明日からのレッスンへ向けてしっかりと切り替えて頑張ろう!という気持ちになります。

朝10時から午後2時の間ブラッコムがオープンで、従業員だけだったから、高をくくって空いているスキー場を想像していたのですが…。

広告

10時過ぎに行くと、列は本来なら人が並ぶゴンドラ前エリアを越えて、道路橋の下の方まで近づいていました。ウィスラーのイントラだけでも1500人はいると言うし、その他のセクションの従業員を合わせれば、5000人ほどいるかもしれないので、この混みは仕方なかったかもしれません。
それでも、コロナ禍の2シーズンとは違って、ゴンドラをシェアできるので列はよく動いてくれました。30分ほど並んだと思います。ちょうど山に行く時にイントラ友人がいたので、よかったです。一人だったら、もっと長く感じたに違いありません。

まだ雪が少ないので、ところどころロープが張ってあり安全管理されていたのですが、新雪に誘われロープを越えて滑りました。イントラのユニフォームを着ていると、そんなことはできないけど、こちらでは自分でリスク管理すれば滑れるようなエリアです。(※本当に越えてはならないエリアには看板が出ています)

いやあ、素晴らしいパウダーでした。ドーハの歓喜からパウダーの歓喜!!!

いっしょに滑った仲間はもちろん、スキー場の来ていた人たちも喜びに満ちていて、改めてスキー場のパワーを感じ増した。大自然でこれだけ豊かな気分になれる遊び、スキーやスノーボードって素晴らしいですね。

それにしても、まだ自分のイメージと身体がうまくリンクしなくて、どうにもドタバタのライディング。こういう初滑りで過去に逆エッジを食らって痛い思いをしたので、気を付けないといけないと思いながら滑りました。楽しみたいので攻めたい…、だけど安全も考えて…。そんな気持ちの狭間の初滑りだったと思います。

ブラッコムはウィスラーよりも斜度があるところが多く、スピードを押さえるために筋力を使って、いつも以上に初滑りは疲れたかな、と思います。

帰りにビレッジを歩いていると、もうテントを張って明日の初滑りのために並んでいる人がいました。この人たちは夜通しここで過ごす強者。朝一番のパウダーのためにゴンドラ前で寝泊まりします。

広告