【ハウツー】午後の10本よりも朝イチの1本の方が上達するし気持ちいい!

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僕は、朝イチのランが好きです。
まだ誰も滑っていないグルーミング(圧雪)されたバーンを滑ると、自分のやりたい滑りが集中できます。
そして何よりも気持ちいい!

「何をうまくなりたいか?」

そんなことにも関係してくるので、一概には言えないけど、「自分がなかなかうまくできない」というものは、環境でサポートした方がいいと思います。

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極端な話、カチコチのバーンで、気温もとんでもなく寒かったりしたら、エッジコンロトールも難しいし、身体もうまく動いてくれないので、新たに挑戦したいことをメイクするのは難しいでしょう。

もちろん、カチコチに慣れるたいとか、寒いところでも集中力をつなげる鍛錬するというポジティブな考えもあると思います。

しかし、限られた時間の中では、「できないことは良い環境」に行くことが上達の近道!


例えば、できていることなら、もう一段階難しい状況でやってもいいと思うのです。
すでに、カービングターンがある程度、どんな斜面ができる人は、ちょっとボコボコなところでも挑戦したり。

「できることはよりハードな環境にも行く」そんな考えもあります。

だけど、カッコいいビッテリーターンのような身体を斜面に倒すようなことを挑戦したい人が、カチコチのバーンであったり、どんどんフォールライン(谷側)に落とされるような急斜面でやっても、上達できるものではありません。

それよりも、上記の写真のように、エッジがしっかりと噛んでくれて、気持ち良く上達させてくれる。そんなところで、滑った方が上達します。

冒頭でも伝えたけど、朝イチのグルーミングランは上達させてくれるだけでなく気持ちいいんです!
それこそ、午後の10本よりも、朝イチの1本の方が気持ちいいし、上達できる!

パウダーでも誰も滑っていない一枚バーンを滑った方が、気持ちいいのといっしょですね。

スキー場は、新雪が降らなかった朝も、いつもきれいに圧雪してくれて、僕たちを迎えてくれます。そうグルーミング(圧雪)は、毎朝早く滑りに行った人には、いつでも待ち受けている環境なのです。

パークにしても朝イチのグルーミングしている状況の方が、滑りやすいです。

冬の早起きは、暗かったり寒かったりでキツいかもしれませんが、早起きは三文の徳。
こんな素晴らしい至福の時間を利用しない手はないです!

飯田フサキ プロフィール
東京都出身、現在カナダ・ウィスラー在住。
スノーボード歴35シーズン。そのほとんどの期間、雑誌、ビデオ等スノーボード・メディアでのハウツーのリリースに捧げている。
90年代を代表するスノーボード専門誌SNOWingでは、「ハウツー天使」というハウツー・コラム執筆。季刊誌という状況で100回以上連載という金字塔を立てる。またSnowBoarder誌初期の頃から様々なハウツー・コーナーを担当し、その中でも一般読者にアドバイスを贈る「ドクタービーバー」は大人気に!その他、自身でディレクションし出演もしたハウツービデオ&ハウツー本は大ヒット。90年代のスノーボード・ブームを支えた。
現在も日本最大規模のスノーボード・クラブ、DMK Snowboard Clubの責任者として活動し、レッスンも行っている。
普段は、カナダのウィスラーのインストラクターとして活動し、世界中の多くの人にスノーボードの楽しさを伝え続けている。2016-17シーズン、ウィスラーのインストラクターMVPを獲得!!
AmazonのKindleストアで最新書籍『スノーボードがうまくなる!20の考え方 FOR THE LOVE OF SNOWBOARDING』絶賛販売中!

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