
アメリカの人気スノーボード系ポッドキャスト「The Bomb Hole」で、日本のニュース番組によって報道されたストリートスノーボーダーの迷惑行為が取り上げられ、話題となっている。
問題となったのは、アメリカのクルー「Dustbox」のメンバーが北海道を訪れた際に、公共の場所で違法にストリートスノーボードを行ったとして、日本のニュース番組で「犯罪行為」として取り上げられた件。ポッドキャストではReid Smith、Cody Warble、Brett Kulasの3人がこの話題について語り、「まるで犯罪ドキュメンタリーのようだった」「ヘリコプターから撮影したような映像があって笑った」などとコメントしつつ、驚きを隠せない様子だった。
番組内では、防犯カメラや道路監視カメラの映像を使った日本の報道の徹底ぶりや、「違法駐車」「喫煙」「雪の未撤去」といった細かい違反点まで指摘されていたことにも触れ、アメリカ国内であれば問題視されないような場所での撮影が、なぜここまで問題になったのかについても議論が交わされた。
また、現地ではこの件をきっかけにストリートスノーボードへの規制が一時的に強化され、北海道エリアでの撮影活動を控えるよう勧告されたことも明かされている。番組内では「北海道は昔からバスト(排除)されやすい」「本州のほうがやりやすい」など、日本のローカル事情にも言及があった。
日本のストリートスノーボード文化が、海外のポッドキャストを通じてどのように捉えられているのかを知るうえでも、興味深いエピソードと言えるだろう。
Reid Smith, Cody Warble & Brett Kulas talk about a recent news piece discussing some Dustbox members illegally street snowboarding in Japan.