European Open ケビン・ピアースがショーン・ホワイトを抑えて優勝!

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記念すべき10回目という節目を迎えたBurton European Open(TTRツアー最高峰6つ星ランク大会)は、ケビン・ピアースがショーン・ホワイトを抑えて優勝した!

完璧にシェイプされたユーロ・オープンのパイプで華麗に舞い続けたケビン・ピアースが2年連続勝利!
photo by Laemmerhirt

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モンスター級のハーフパイプとどこまでも広がる青空の完璧なセットアップの下、ライダーたちは信じられないほどハイレベルなトリックの数々を披露。ハーフパイプを今までに見たこともないくらいのレベルに進化させたユーロ・オープン大会。

ショーン・ホワイトの2本目のランは、一発目ストレートにステール・フィッシュでまずはデカさで攻める。次にマック・ツイスト、フロントサイド720、キャブ1080、そして最後はアーリーウープ・ロデオ540。
パイプの様々なスピンのやり方を見せたバリエーションを見せた、業師ショーンらしいルーティーンだったかもしれないが、ややインパクトに掛けた普通のルーティーンだったようにも思われる。

対して、優勝したケビン・ピアースのルーティーンは、そのライバル、ショーンを意識するかのように、ストレートでどデカくスタイリッシュにクレイルを決めて、さらにマック・ツイスト。この2発目まではショーンと似たように入るが、3発目でショーンを上回る回転のフロントサイド1080を決めて、さらにキャブ1080、そして最後はフロントサイド900で締めた。

ランを終わると、優勝を確信したように、両手を高く上げてみせた。

終わってみれば昨年のシーンを見るように、優勝がケビン、2位がショーンだった。

3位は、地元スイスのイウーリ・ポドラチコフが入った。

女子は、ぶっ飛び過ぎのケリー・クラークが優勝!
photo by Laemmerhirt

女子は、ケリー・クラークが優勝。

彼女のウィニングランはバック・トゥ・バック720、バック・トゥ・バック540、モンスター級のダブル・オーバーヘットのフロント・エアー。

前々回の2002年ソルトレイク五輪の覇者は、再び五輪のメダル獲得に向けて、絶好調のようだ。2006年トリノ五輪では持ち前の実力を出し切れずにメダルを逃したが、長年実力を高くキープする姿には、脱帽。

※このレポートは、TTRメディアリリースを参考にして作りました。さらなるTTRツアーのランキング情報などは、以下の公式サイトをご参考に!
http://www.ttrworldtour.com


Burton European Open

Laax, Switzerland

Men’s Halfpipe Results
1 Pearce Kevin (USA) Norwich 95.50
2 White Shaun (USA) Carlsbad 92.3
3 Podladtchikov Iouri (SUI) Zürich 89.33
4 Crepel Mathieu (FRA) Anglet 86.83
5 Piiroinen Peetu (FIN) Hyvinkää 86.50
6 Aguirre Mason (USA) Bishop 77.67
7 Koski Markku (FIN) Helsinki 74.83
8 Malin Markus (FIN) Lahti 73.33
9  Simmen Gian (SUI) Krattigen 72.00
10  Kleivdal Roger (NOR) Geilo 66.83

Women Halfpipe Results
1 Clark Kelly (USA) West Dover 94.17
2 Oestgaard Buaas Kjersti (NOR) Trondheim 85.33
3 Ligocka Paulina (POL) Cieszyn 81.17
4 Haug Linn (NOR) Trondheim 78.33
5 Thost Nicola (GER) München 68.17
6 Pancochova Sarka (CZE) Uh 65.50
7 Wiik Lisa (NOR) Trondheim 63.50
8 Sadar Cilka (SLO) Ljubljana 56.33
9 Miwa Akiko (JPN) Saitama 66.00
10 McKenna Lesley (GBR) Aviemore 65.33


http://www.opensnowboarding.com/Home.aspx?openid=BEO

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