昨日から、先行予約販売されたENDEAVOR SNOWBOARDS、気になる方もいるかと思います。購入まで考えている方は、モデルもそうだけど、長さに関する質問もあるかもしれませんね。そこで、本日は、自分が試乗した結果、そのアドバイスをしたいと思います。
基本的には、いつも選んでいる長さでOKだと思いますが、気を付けてほしいモデルは2つです。
1つは、ENDEAVORの中でもパウダー系カービングボードとして人気が高いスワローテールのARCHETYPE、もう1つは完全ツインのオールラウンド系フリースタイルボードのBODです。
BOD
まず、B.O.D.というのは、たまたま試乗用であった板が152しかなくて、乗ってみたというところなのですが…。
自分に「152センチでOK」ということを教えてくれた板です。
これまで僕は、バートンのカスタム系で154と156を乗って来て、154というのがベストの長さという認識でした。
また、Hightide Mfgでは、接雪長の長さから156を勧められたので、そのようにチョイスしました。
だから、自分の感覚では、155センチ前後、おそらく154がベスト!と考えていたのですが、エンデバーに乗って「152がいい!」と教えてもらった感じです。
近年、ナショナルチームの男子選手が、140センチ台の短い板を愛用する光景も見て来ました。5年ほど前に彼らのセッションシーンも撮影しましたが、こんなに短い板を乗っていたのか!とちょっと驚いたものです。(以下、その時の動画)
多くのスノーボーダーの方からしたら、「短い!」と思ってしまいそうですが、良い板は貼りがあるし、ある程度の高速安定性もあります。
それで、振り回しやすさを求めていると短い板になってくるのです。
B.O.D.に求められて来るのは、手軽な毎日のスノーボード。
パウダー、グルーミング、サイドヒッツ、パーク、グラトリなど、オールラウンドに楽しめる遊べる板。
となると、いつもよりも2センチほど短くてOKだと思うのです。
エンデバー独特のサイドウォール技術スムースライドは、スケートボードのウィール素材でできてあり、振動吸収をしてくれます。だから、短くでも高速安定性が高いのです。
以下、BOD先行発売ページへ
Endeavor Snowboards BOD | BEEFIVE (theshop.jp)
ARCHETYPE
次にARCHETYPE(アーキタイプ)。
この乗り心地はおもしろいし、パウダーで楽チンです。
アーリーにトップが上がったホーヴァー・キャンバーは僕たちに新しい乗り味を楽しませてくれます。
いわゆるパウダー系の板をすでに持っている人なら知っているパウダーの心地よい乗り味を提供してくれます。
もちろんどんな板でもパウダーは、気持ちいいものですが、さらにフワーっとした感じ、やさしくパウダーワールドへ道いびいてくれるような板です。
接雪長も短めなので、おもいきっていつもよりも3センチほど長い板でもOKだと思います。
というのもそもそもARCHETYPEを求める人は、パウダーだったり、ゲレンデクルージング(カービング)になるからです。
スイッチもできないことないけど、クルクル遊ぶという板ではありません。
特に日本ならではのキャットスノーボーディング、一枚バーンのドカーンとパウダーが広がったところで、美しいターン弧を描きたい!そんなところに適した板なので、ちょっと長めチョイスでOKです。
「僕パウダーでスタックするのが苦手なんだけど…」
「僕といっしょなら大丈夫だよ。楽しいパウダーワールドに導いてあげるからね」
そんなことをささやいてくれそうな板。
ウィスラーでは、パウダーの日になると、よく出現するこのスワローテールの板。
これから「パウダー系カービング系もほしいな」という方に、ぜひオススメします!
以下、ARCHETYPE先行発売ページへ
Endeavor Snowboards Archetype | BEEFIVE (theshop.jp)
●関連リンク
21-22 ENDEAVOR SNOWBOARDS 先行予約販売受付スタート! | 日本一わかりやすいスノーボードサイト!DMKsnowboard