「コロナ鎖国」を撤廃せよ!欧米豪人は北米に行ってしまう…

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欧米でコロナに関する様々な制約が撤廃し、旅行業が活気を取り戻す中、未だに日本ではコロナによる規制が多い。
このままでは、オーストラリア人や欧米人は、アメリカのコロラドやカナダのウィスラーに行ってしまう…。早いところ撤廃してほしい!とスキー場関係者から声が挙がっている。

国内のスキー場の魅力を海外へ配信し続けているSNOW RESORT JAPAN編集長の岩田克己氏もSNSなどを通じて、

一日も早い「コロナ鎖国」を撤廃!
観光立国日本!の旗印を、今一度、高らかに揚げてほしい!

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と、伝えている。

政府は今月7日から、これまで大きな懸念であった出発前72時間以内の検査での陰性証明書の提示を撤廃することを決めた。
日本へ旅行する人にとっては、この「72時間以内ルール」が大きな懸念事項だったために、一歩前進したと言える。
しかし、まだ個人旅行はできなくて、観光客のビザも必要、さらに入国者上限が1日あたり5万人までと、いくつかのハードルが残っている。

ちなみに記者が住んでいるカナダのウィスラーでは、もうマスクをする人を見かけなくなった。正確には、まだ見かけるが本当に少ない。かつてウォールマートのような大型ショッピング施設では、すべての人がマスクしていたのに、今ではみんなノーマスクだ。
毎日のように夕方のニュースを見ると、コロナの患者数など聞いたことがない。もしかした先進国のニュースで未だにコロナ患者数とかやっているのは、日本だけかもしれない。
カナダではおそらく、日本のように厳格にマスクをするようなことがなかったため、日本よりも前段階でコロナが蔓延し、いつの間にか免疫ができてしまったのだろう。

日本のニュースで、今はアメリカで人不足だ、ということが流れているが、カナダでも似たような現象が起きている。
ウィスラーでは全従業員の最低時給を20ドルにして、人集めに躍起だ。レストハウスの食事を下げる人、皿洗い、リフト係など、これまで時給が16ドル程度だった人も、一年目から時給20ドルのスタートだ。それくらいこの冬、集客に自信があり、従業員不足を懸念している証拠だろう。

この夏には、マウンテンバイクの大きなイベント、クランクワークスが復活しビレッジは人、人、人で溢れていた。

岩田氏が懸念するように、たしかに日本ではまるで「コロナ鎖国」。このままではカナダのウィスラーやコロラドの人気スキー場の客を持って行かれてしまうだろう。

以前にも伝えたが、ウィスラーにやって来るお客さんの中には、「本当は日本に行きたかったんだよ」という声が多い。だけど、様々なルールがあるので断念したのだ。

JAL SKY WIDER
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