カナダでスノボ留学を支援!/高谷 英悟

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カナダのウィスラーのような世界屈指のリゾートで、思う存分スノーボーディングができたらさぞかし楽しいに違いない。そして、大自然に囲まれたカナダで生活できたら、素晴らしいな!と思う方もいることだろう。
現在、カナダのスポーツカレッジ、CSBAでスノーボード・コーチしているEigoはそんな夢を成し遂げたライダーだ。
彼がカナダに来たきっかけや、これからスノーボード留学を考えている方に向けてのアドバイスなど伺った。

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Eigoも、元々はCSBAの生徒さんとしてウィスラーに来たと伺ったけど、そもそもに来たきっけかは?

大学の友人に誘われスノーボードを始め、同時に広島のスノーボードショップでアルバイトを始めたのですが、そのショップで流れていたマックダウのAmpというスノーボードムービーに衝撃を受けたのがきっかけです。

そのDVDには映像に対するライダーや監督の解説が入っていました。そしてその中に紹介されていた、バックカントリーの映像やパーク、パイプの映像のロケーションがウィスラーだということを知り、ウィスラーという場所に憧れを抱き始めました。

DVDを毎日何回も見ながらこの人たちみたいになりたい!と思い、なるにはウィスラーに行くしかない!と、単純に思ったんです。そんな時にSnowboarder誌に載っていたCSBAの広告を見て、ウィスラーの環境でプロに教えてもらえば他の人より急激に上手くなれるんじゃないか?と思って一大決心したわけです。

実際にウィスラーでスノーボードをしてみて、またCSBAで授業を受けて、どんな印象を持ちましたか?

最初に感じたのが、やはりスケールの大きさですね。日本のゲレンデとは比べ物にならないくらいの大きなゲレンデが2つ隣り合わせであるのでコースを覚えるのも一苦労でした。
また、最初はコース内で遊べる場所を見つけるのが難しかったです。
CSBAの授業ではパークでのレッスンはもちろんですが、パーク以外での遊び方を教えてもらえたのが良かったですね。パークでは目の前にあるセクションをヒットするという、ある意味準備されている場所を滑ればいいのですが、フリーランの中ではまずは滑りながら周りを見て遊ぶ場所を探すところから始まる。自分では見逃す場所でもローカルにはそれが見えている。CSBAのコーチ陣は山を知り尽くしているのでそういった遊ぶポイントを教えてもらえたのは良かったですね。日本のゲレンデと比べるとリフト1本分の距離が長い上、バリエーション豊富な地形と制限の少ないルールで自由にゲレンデを楽しめるのも上達へとつながりました。
それと、カナディアンスタイルのコーチングでは安全第一はもちろんですが、何より楽しむことに重点を置いている。日本人の指導者はダメ出しをする人も多いですが、カナディアンはほとんどダメ出しをしない。それでも上達へ上手く導いてくれる。そういったレッスンを受けてとても楽しかったのを憶えています。

特に印象的だった授業を挙げるとしたら?

今でも憶えているのが、ベン・ウェインライトというコーチに習った12月の大雨の日のこと。その日は朝から大雨で、ゲレンデには小さな川ができるほどの土砂降りでした。僕たち以外にはゲレンデを滑っている人はほとんどいない。もちろん僕たち生徒全員今すぐ山を降りたいという気持ちでした。そんな中でベンは、「ゲレンデに川ができてるから今日はウォータースライドをしようぜ!」なんて明るく言って僕たちを楽しませようとしていました。この人はプロフェッショナルだな、と強く印象に残った日でした。おかげで僕も雨や視界の悪い霧の日でも少しでも生徒に楽しんでもらうように心がけています。

CSBAを卒業し、日本に帰ってプロ・ライダーにもなったと聞いています。また再びカナダに戻り、現在こうしてCSBAの講師として活躍していますが、カナダに戻ろうと思ったのは?

自分から戻ろうと思ったというより、CSBAの前任コーチ&講師の高石周さんに声をかけていただいたことがきっかけです。
僕自身は CSBAを卒業してから日本の2シーズン目でJSBAのプロ資格を取りました。でもその時、僕はすでに28歳。夏に働いていたアクロス重信では角野友基くんを筆頭にジュニア世代の上手い子たちをたくさん見ていて、正直全く勝てる気がしませんでした。その頃からライダーとして上を目指すより、僕にしかできないことがあるのではないかと思い始めました。そんな時に思い出したのがCSBAでレッスンを受けていて楽しかったことです。
もともと教えることが好きだったので、アクロスや冬のスキー場でレッスンをしていました。その時に、カナダのスノーボード・インストラクター資格を取得していたことが役立ちました。
それから徐々に自分でスノーボードキャンプをしたり、サポートを受けていたショップのお客様にもレッスンをする日が増えていきました。
ですが、やはりレッスンだけで生計を立てるというのはかなり難しく、30歳も過ぎて焦りもあり、スノーボードの道は諦めようと思い始めていたタイミングでCSBAから声をかけていただいたので二つ返事で引き受けたということです。

凄いタイミングだったんですね。多くの人は、カナダでの生活が楽しいと言いますが、Eigoにとってカナダの生活はどうですか?

カナダの生活というより、ウィスラーの生活しか知りませんが一言で言うとドリームランドですね。
スノーボードの環境は言うまでもなく最高で、シーズンは年間で8ヶ月もあります。
ウィスラー、ブラッコムという2つの巨大な山が隣り合わせにあり、そこにはコースだけでも200以上。
世界のトップライダーが集まるパークはもちろん、バリエーション豊富な地形、自由に滑走できるツリーラン、急斜面、クリフ、そしてゲレンデから簡単にアクセスできるバックカントリーとスキー、スノーボードに関するほとんどのものが世界トップレベルで揃っています。
そしてそんな場所だから意識の高い人たちが集まってくる。アスリートはもちろん、コーチやインストラクター、スポーツトレーナー、バックカントリーのプロフェッショナル、カメラマンやフィルマー、エディターなどなどそれぞれ役割は違いますがお互いに刺激し合っているから良い作品も生まれますよね。そしてそういったことを学びたいという人たちのための環境もある。スノーボードやスキーはもちろんですが、例えばバックカントリー(雪崩)に関する資格だとか、インストラクターやコーチングの資格だとか、映像や写真、マウンテンバイク、クライミング、ヨガなどいろいろなことをこのウィスラーという町一つで学ぶことができるのがこの町の魅力の一つでしょう。

ウィスラーに住んでいると忘れがちだけど、まるでスノー界のハリウッドのようなスポットと言えそうですね。
その他、ウィスラーの良いところを挙げるとしたら?

やはり移動などに無駄な時間を使わなくて良いというのは大きいと思います。
ウィスラーに住むほとんどの人は家からゲレンデまで30分以内で着きます。移動に何時間もかけなくて済むので他のことに時間を使うことができる。夏は日が長いので朝スケートボードをして、昼にスノーボードをして、夕方から湖でのんびりしたりとか、マウンテンバイクやキャンプに行くことだってできます。
また素晴らしい自然の景色を毎日見ながら生活できるのでストレスが少ないですね。
あとウィスラーは世界各国から人が集まってくるのでみんながフレンドリーで住んでいる人も外から来た人に優しいですね。挙げればきりがなくなるのでここら辺で止めておきます(笑)。

 

確かに、街全体がアクションスポーツ観光スポットでエネルギーに満ち溢れています。
逆にウィスラーに住んでいて、困ること。日本の生活のこんなことが懐かしい、ってことは?

一番困ることはリゾート地なので物価が高いこととですね。生活費からシーズン券から何から何まで高いですね。
日本と比べて安いのはスノーボードのギアくらいでしょうか(笑)。
それと当たり前ですが日本食のお店が少ないので時々日本の安い居酒屋とか焼肉とかコンビニのおにぎりとか無性に食べたくなりますね。

それ、わかる~(笑)、日本のコンビニは最強!
ところで、これはズバリ核心を付いた質問になると思いますが。
ワーキングホリデーでウィスラーに滞在するのとCSBAに入ることの違いって何ですか?
安くはない留学費用でCSBAに参加するのと、単にワーホリで現地でバイトしながら滑るのでは、どっちがいいか?

いろいろありますが、何かやりたいことがあってウィスラーに滞在するときにはCSBAに参加していた方が動きやすいと思います。海外では言葉の壁や僕たち外国人に対する信用という面からやりたい事を簡単にはやらせてもらえないこともあります。カナダでこんな事がしたいとか、幅広くいろんなものが見たいという場合は学校を通した方が活動がしやすくなります。CSBA開校以来20年が経ちますが、ウィスラーはもちろんウィスラー以外にもたくさんのつながりを持っていますのでカナダでの活動、卒業後の日本での活動もしやすくなるのではないでしょうか?

また万が一の怪我や病気の際のサポートはもちろん、仕事を探す時のレジュメ(履歴書)の書き方、宿泊先手配、携帯電話取得や銀行口座開設など生活のためのサポートをプログラム期間中は継続して行いますので安心して自分の目標に向かうことができると思います。

スノーボードに関しては当然ですが、外国人コーチに教えてもらえることや、広大なゲレンデの楽しいポイントに連れて行ってもらえるのでウィスラーを知らなくてもレベルに合った楽しみ方ができますね。

ワーホリでバイトをしながら滑るのも良いと思いますが、ワーキングホリデービザは一生に一度しか使えないのでカナダに数年間滞在したいという人はまずは下調べをした方が良いと思います。そういったアドバイスも受け付けておりますのでぜひお問い合わせください。

確かに、CSBAでイントラの資格を取って、ウィスラーのイントラを行う例もありますね。
いきなりワーホリでは、まずイントラになるのは無理。
最後に海外に興味がある人に向けて一言お願いします。

海外での生活に興味がある人は、できる時に思い切ってした方が良いと思います。
特に長期での滞在は就職すると難しくなりますし。
僕は初めて海外に出たのは24歳の時でしたが、あの時行動に移したからこそ今の自分があると思います。
今はたまたまその時初めて来たウィスラーに住んでいますが、日本に住んでいたとしてもその時の経験や思い出は人生の糧になっていたと思います。
新しいことを始めるのに不安や心配事はつきものですが、行動を起こしてみると意外となんとかなることが多いです。
ワーホリでも、学校でも、長期でも、短期でも、自分のやりたいことでも、自分探しでも何でも良いと思いますので海外に興味がある人は是非行動してみてください。
その場所がウィスラーで、僕たちが必要でしたらいつでも声をかけてください。
ウィスラーを思いっきり楽しんでいただくための準備をして待っています。

 

CSBAでは、スノーボードがうまくなりたい方、
インストラクター資格を取りたい方、
または将来オリンピックを目指す方などもサポートします。
カナダで保護者がいない方もご安心ください。
学校斡旋、ホームスティ先案内など、様々な面でアレンジ可能です。
まずはお気軽にお問い合わせください!

お問い合わせ先
カナディアン・スポーツ・ビジネス・アカデミー東京オフィス
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