
“撮れたもの”ではなく、“生まれたもの”。スノーボードの今を映し出す10分。
DAPS β ver.チャンネルから、新作「Dobunezumi」が公開された。
舞台は石打丸山スキー場。集まったのは、Kaishu Hirano、Hayato Nagasawa、Yuto Yamadaの3人。アイト・イトウは前日のクラッシュで無念の不参加。ラストにはRaibu Katayamaも登場する。
きっかけは、夜11時に届いた一本の連絡。そこから始発で越後湯沢へ向かうという行動力とノリは、まさに“Dobunezumi”らしさそのもの。足湯で日差しを浴びて待つ静けさと、久しぶりに滑る仲間との高揚感。その両方がじんわり伝わってくる。
舞台となったのは、荒れたボトムが残るパイプ跡地。
段差だらけのフィールドに、3人が挑む姿には、ライディングの技術だけでなく、スノーボードの原点とも言える“遊び”と“仲間との時間”が詰まっている。
映像は、これまでの作品とは少し違うテンポと編集で構成されている。
SNS時代の“速さ”や“期待”に押しつぶされそうな空気感。そのなかで、表現すること、残すことの意味を問い直すような一本だ。
詰まっているのは、スノーボードを始めた頃の純粋な楽しさ、そして、変化していく時代へのささやかな問いかけ。
Location
石打丸山スキー場
insta : www.instagram.com/ishiuchimaruyama
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Thanks
Snowcase
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Film & Edit
Yutaro Hirakami
DAPS
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