松茸採りの楽しさは不滅です!

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昨日からシャーリーが風邪で、参っちまったなあ。子供の面倒を見ないといけないから仕事になりゃしない。それでも、ここ2日間最低限やることはやったと思うけど。いつも寝る前に明日やることを書くのだけど、その決められたことをなんとかやったという感じ。ちなみにこれをしないと、仕事のやる順番が狂ったり、メールの対応ばかりやってそれで仕事が終わった気になり、肝心の仕事をやっていないということになったりする。だから、必ずこのメモをするようにしているのだ。
だいたいオレの場合には風邪を引こうが熱が出ようが、食事はちゃんと取るし、食事も作るし、子供の面倒も見るし、仕事だってやって、つまりやることはやってしまうのだけど、シャーリーはまったくダメ。ほとんどグロッキー状態で、これでは子供がもう一人増えたような感じだ。
そう言えば、以前、病院の看護婦さんから「日本人は注射を打ってもジタバタしないし、治療されても文句を言わない。そこへ行くと、カナダ人は弱くて、うるさくてしょうがい」と言っていたが、確かにカナダ人にはそういう弱さがあるなあ、と思う。
ともかく、子供の面倒を見なくてはいけないのなら、するしかないのだから、もうこうなったら頭を切り換えるしかない。それで午前中は大河とクレアちゃんをプールに連れて行った。考えてみたら、プールに連れて行くのは久しぶり。2人とも本当に幸せそうな顔してハシャイでいたなあ。
昼食は作るのが面倒なのでマック。キッズ・セットは1つで2人分。オレはいつもように今日のお買い得セットを頼む。
子供たちを昼寝をさせている間にハービー登場。こいつはオレの数少ないカナダ人の友達である。ちなみに元プロ・サッカー選手。元々はイギリス出身でサッカー選手になり、その後は香港のリーグで大活躍した。
ハービーは小雨が降る中、わざわざ松茸を持って来てくれた。だけど、1個しか採れなくて、それを持って来てくれたのだ。だけど、その松茸が人差し指の長さもないほどの小さいサイズで、思わず「小さいなあ」と言ってしまった。「それでも、今年は採れないし、贅沢言うな」と言われて、うなずいてしまった。
今年は本当に少ない。ウチのお袋は親戚が経営する八百屋で働いているが、確かにカナダ産は入って来ない、と言っていた。今年は松茸が採れない不思議なシーズンだ。
それとハービーはこんなことも言っていた。
「中国で松茸を栽培できる技術が発見されたらしい。そうなると、ウィスラー周辺にいる松茸ビジネスを目的とした輩はいなくなり、オレたちの天国だ」と。
確かにオレたちは毎年、松茸を採りに行くためにキャンプを行くほど松茸採りが大好きで、だけどいつもプロフェッショナルな奴らにすでにたくさん採られているケースが多い。これから、松茸が栽培できるようになれば、そういったビジネスもなくなるので、松茸採りを楽しめるというものである。
だけど、松茸って栽培ができなくて値段が高いから、その商品価値とかあったのだけど・・・。
まっ、ともかくオレたちの松茸採りの楽しさは、オレたちの心構えしだいで永遠のものだろう。「松茸採りの楽しさは不滅です!」ってか!?

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