人生って、こんなもの

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天候かなり悪かったけど、いつものように10キロほどの重いカメラバッグを持って、グレーシアまで上がった。夏になると、グレーシアに行くには1時間ほど掛かるの不便なものである。リフト2つ乗り継いで、セブンスの迂回コース部分はバスで。そして、またリフトで遂にグレーシア。
山に上がった理由は、シモン狙い。というのも、最近、留守電にメッセージ入れても返答が来ないので、もうこうなったら直接会って打ち合わせしてしまえ!というわけだ。今日はキャンプオブチャンピオン初日でシモンもコーチしているので、会えると思ったわけだ。ところがどっこい、キャンプはやっていなかった。グレーシアはむなしく小雨模様で寒い~。
結構、いろいろな人に会って聞かれたなあ。
「フサキさん、今日は何の撮影ですか?」と。
そのたびに適当に答えていたんだけど(笑)。
聞いた方へ、まともな回答していなくてすみません。
だけど、いろいろな人に会えて良かったな。
忠くん(布施)のビデオ編集お願いしているノブくん。
CSBA(学校)のシュウくん。
キャンプのコーディネイトや撮影しているジュリアンなどなど。
こうして世間話をして、今日もまたニュースを仕入れるわけである(笑)。
ちなみに今日の収穫は0だったけど、いろいろ貴重な情報もあって良かったな。ここでは話せないけど。
帰りのリフトで「フサキー!」と声をかける方を見たら、ケビン・サンサローン。何やら半分折れた板を持っている。「何しに行くの?」と聞いたら「ちょっとしたパートの撮影」と。
ああ、その気持ちよくわかる。
ビデオを作っていると、そのちょっとしたパートの撮影したくなるんだよなあ。そのためだけに山に行くってことは、全然、苦ではないんだなあ。
先月、アキ(ビデオ・カメラマン)が来た時も、ほんのちょっとした1秒、2秒の絵でも気の長くなるほど待てたものだ。だって、その絵が大事だと思えば、へっちゃらだし。
例えば、バイタミンの最後の方、フレイザーが出るシーンあるでしょ。あそこでボックスのところでカメラにビシッと雪をかけるシーンとかあるけど、あれだって大事なシーン。あのシーンを撮る予定で撮れなかったら、あのシーンのためだけでも山に上がってもいいと思うから。
ともかくケビンが半分折れたボードをどのように使うかわからないし、まあ、それを説明するのも撮影前の状況では面倒なのは百も承知だったので、「頑張って撮影してね!」と一言かけて別れた。
ちなみにケビンとウチは、歩いて5分のご近所さん。よく犬の散歩をしているのを見かける。
あっ、そうそう肝心なシモンと打ち合わせしたかった内容だけど、オレが山に行っている間にNOMISチーム・マネージャーから来ていたよ。人生って、こんなものだね。

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