オレのジム・トレーニング

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シャーリーが朝仕事なかったので、今日の午前中はフリーだ。
滑りに行こうか、大河のスキーに付き合うか、どうしようなかなあ、と思ったけど、もう1つテーマが決まらない。昨日は雪が7、8センチ降った感じなので、良い雪のような気もするし。そうかと言って、パウダー!って感じの量でもないし。大河とはついこの間行ったばかりで、もう1つスキーが楽しくないようだし。フーム、大河と水泳に行くか、いや、だけど最近ジムに行っていない。今月のノルマは最低2回のジムだから、ジムに行こう!ということになった。
このノルマとは自分が決めている毎月の目標のことで、その月ごとに違う。昨年度の結果から、目標をだいたい1.1倍ぐらいに設定して、その目標に向かってトレーニングしているのである。トレーニング項目は、もちろんスノーボードも含まれる。今月は10日山に行けばいいことになっている。この10日というのは仕事も含まれるから、結構余裕の数字。基本的にフリーで行く日がメッチャ少ない。
その他には、ジョギング、競歩、ジム・トレーニング、水泳、スクワット、腹筋、背筋、肩トレ(注:ゴムチューブのトレーニング)、そしてドライランド・トレーニングだ。このドライランドというのは、陸トレのことで、項目はショートランニングやジャンプ系エクササイズ、片足立ちなどいろいろ。
ジムに行くと、いろいろな人がいて人間ウォッチングもおもしろい!
最近のオレのジムのスタイルはシモン風。これはシモン・チェンバリンのスノーボードのように、常にクールな感じで練習すること。ジムに行くと、筋肉もりもり兄ちゃんがが「オリャー!」と血管を出しながら頑張っている姿をよく見かけるが、そこまでオリャーってやるのではなく、心の中で「オーシ!」ってぐらいの気持ちでやる。結果的に、自分の表に出ている顔は、そのトレーニングを軽やかに楽しんでいる感じ。
こうした理由は、あまりオリャーってやると、心臓に負担が掛かるような気がするし、ジムのトレーニングを楽しめない、と感じたからだ。継続して楽しめる環境がほしいのである。
さて、肝心の人間ウォッチングだが、今日は90歳ぐらいのようなおじいさんもいたし、トレーナーの女性から、ちょっと駄々をこねる男性もいたし、いつものように「オレって筋肉モリモリでカッコいいだろう」と主張しているような人もいた。それと、プールを見れば、きれいな姉ちゃんもいたぞ!
いつもジムに来て思うのは、みんなデカいなあ、ということ。日本人の中でもチビなオレが、この中に入るととても小さくなる。そんな時、すかさずいつも「だけどオレの方がカッコいい」と意味もない対抗心を出す。何がカッコいいのか自分でも定かでないが、その人の持っている尊厳度、生き方? ともかく、そう思ってしまうのはオレのカナダで生きる自己防衛本能なのかもしれない。
昔、昔、オレはアメリカ人ってすげえ!って単純に思っていた。それは高校生とかまで本気で思っていたような気がする。だけど、20歳になりいろいろ海外を回るうちに、海外の人のことをよく知った。それで国民的には、日本人が一番愛すべき人種のような気がする。何か日本を離れたお陰で愛国心のようなものが芽生えたのかな。
それと、海外でうまくやるコツは、あえて日本の良いところを見せるところだと悟ったようだ。だから、文句がうるせえカナダ人を見ると、自分は黙ってその尊厳を出すよう試んでしまうし、また常に古き良き日本人の考え方を出そうとしまう。まあ、司馬遼太郎の読みすぎかもしれないけど。ある意味、明治時代の考え方かも?
話はいろいろ反れる今日の日記だけど、いつもジムに行く前は、「何かかったるいなあ」と思うんだけど、行った後はとても気持ちいい。セカンドウインってやつだね。辛いを越えると、気持ちよくなる!という。その辛いってところをシモン風にクールに乗り切って、それで体力作りに励む、というのが最近のオレのジム・トレーニング。

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