自殺者ハウス

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バンクーバー新報によると、年間自殺者の数は3万人にのぼっているとか。飛行機事故や電車事故、テロとか、または狂牛病などいろいろな事件でビビるオレたちだけど、この自殺者の数って、その何百倍、いや何千倍も恐い恐い数字だよね。
今朝の新聞サイトを見たら、学校の教室で先生が自殺していた、なんて凄いニュースも出ていた。これじゃあ、子供たち、恐くて学校行けなくなってしまうよ。
特に自殺が多いのは中高年ということだ。中高年で自殺って、心の弱った状態が多いとか。それと、喫煙すると人は、自殺しやすいという統計も厚生省から出ているらしい。
唐突だけど、今、オレ1つほしい別荘がある。
ウィスラーから車で1時間から1時間半のところに、きれいな湖が目の前に広がるエリアの物件だ。だいたい2千万円くらいで買える。それを購入したら、時間ある時に家族で来てリラックスするのだ。広々とした庭、目の前に広がるきれいな湖、そして畑をやったりとか、楽しいだろうね、と。
それで、今日、思ったのは、ここを自殺者ハウスとか、名前をつけてツアーをやろうかなあ、と。キャッチフレーズは「どうせ、死のうと思っているんでしょ?だったら、最後は目の前に湖が広がる別荘で、ゆっくり過ごしてみませんか?」という感じで。
ここにはテレビとかないし、電話もなくてね。
ただ、1日ボケーっとしていればいい。それで、暇だったら畑仕事をしたり、鶏の面倒を見たりとかね。土地はたくさんあるから、自給自足ができるように開拓して行ったりするのだ。疲れたら、湖のところでボケーっとしていたらいい。本だけは、オレ結構持っているから、それを読んでもらってもいいし。犬と戯れてもいい。秋なら裏山で松茸も採れるし。あっ、そうだ馬を何頭か買って来て、それに乗ってもらうのもおもしろいかも。
あまりにも健康的過ぎる生活で、いつの間にかタバコを辞めて。乗馬していたら、落ちるのが恐くてしがみつく。それで生に対する意欲が出て来たりして、結局、自殺ができなかったり。
そんなこといろいろ考えて行ったら、本当にこの自殺者ハウスやったら、おもしろいじゃないかなあ、と思えて来た。だけど、待てよ。本当に死んでしまったら、大困りだ。うーん、やっぱり難しいなあ。というか、単純にこういうキャッチで行こうかなあ。
「人生に疲れた人、癒しに来ませんか? ここにはテレビも電話もない。あるのは、目の前に広がる青い湖と、快適なログハウスだけです。癒しハウスです。」という感じで。
うん、これならなかなか、おもしろい。
だけど、今、この物件を買うお金ないからなあ。とりあえず、何年か前に買ったコンドミニアムのローンを返済してから買うか。今は、自分が住んでいる家とダブルパンチのローンだからね。これじゃあ、ローン返済のために仕事しているようなものだから、いい銀行のカモだしね。まあ、ともかく仕事をして稼がないと。目の前には、たーくさん仕事があるから、ともかく、それを1つ1つやっていかないと。