本当のプロ

黄金の金曜日。その意味するところは、仕事デイ! 朝から夕方まで子供たちが託児所なので、猛烈に仕事ができる環境なのだ。それで、今日はウエブの仕事と雑誌ハウツーのためのインタビューのテープ起こしなどをやった。
このテープ起こしという作業は、ライダーに質問してそのテープを聞きながら文章にまとめて行く作業である。やり出すと、なかなか楽しいのだけど、その前が億劫な気持ちになる。
あと別の仕事でマーク・アンドレ・ターレのハウツーのイメージ作りをした。これは事前にマーク撮影時に撮影した素材をチェックして、マークの話しなどからどのようにハウツーを仕上げるか構想する作業。これをやって、ある程度ページ数とか把握して作業すると、良いペースで仕事が進む。
まとめると、
1)構想を練る
2)タイトルやキャッチ文、小タイトルなども決める
3)写真を見ながらひたすら書く
4)イラストなどを付けて味付けをする
という感じになる。
今年は大した仕事の量ではないので、じっくりとできるのだけど、自分の仕事に関しては、常にその位置付けもイメージしている。つまり、この原稿が世に出された時のインパクトがどんなものか、想像する作業もするのだ。
例えば、今年のオレが登場するハウツーは、滑り系である。飛びとかそういうのは少なくて、ゲレンデ攻略方法に主眼を置いている。なぜ、そうするかというと、まずそれが必要だからだ!というということなんだけど、その他にもきっとこの手のやつはオレだけだろう?というような計算もあるのだ。案の定、スノーボーダー誌の2号は、滑り系が少ないハウツーだったので、自分のコーナーが地味ではあるけど、印象に残ったのではないか、と思う。
そして、さらに日本に帰った時に、自分で制作したコーナーがどれくらい受け入れられているか、確認する。反省するところは反省して、また次回の制作に活かす。
20代前半の頃は、雑誌などメディアに登場するだけで嬉しかった。嬉しくて周りが見えていないことも多かった。今でも見えないことはたくさんあるけど、だいぶ見えるようになった。自分の制作物がどんな形で受けいられているか、冷静に分析できるようにもなって来た。
若いライダーたちも、そういったことを考えた方がいい。ただ雑誌やビデオに登場したというだけでなく、世の人が自分のプロ仕事にどのような影響を与えたか、考えてみること。そうしないと、本当にプロにはなれない。