怖いオジサン

今日は、U14のサッカーの練習のヘルプに行ったんだけど、久々にキレそうになりました。

このU14というのが、なんかいつもタラタラで子供たちは、ちゃんとコーチの話を聞いていない。そして、コーチも甘やかしで指摘しない。カナディアンスタイルというのかもしれないけど、それは悪い意味でのこっちスタイルだと思いました。

遊びでもなんでも、どうしておもしろいか、というと真剣にやるからだと思うのです。
特にサッカーのクラブというのは、技術を磨くだけでなく、人間性を磨く場所でもあると考えます。
それなのに、コイツらと来たら、まったくダラダラで。半分の子供たちが時間通りに来ない。ちょっと異常にも見えますね。

一応、僕の正式な部署は、U11なので、ここでは外の人間。だから、辛抱していましたけど。

でも、大河までコーチの話を聞いていないで、遊んでいる場面があったので、「お前帰れ!」と言いました。
「タラタラやっても意味がねえから、帰れ!」と。

それでも、頑なに帰ろうとしないので、ともかくその場では、「ちゃんと話を聞きなさい」で終えたけど、帰りに説教。

「あのダラダラの空気の中で、お前、何か練習したと思っているのか?」

「チカと、リフティングパスの練習をしたよ。」

「ふざんけんじゃねえ、お前。あれが練習かよ。あんなのどこでもできるんだよ。
あそこでお前がやらなくてはいけないことは、空気を変えること。
あの状況で、お前が遊んでいる上級生に真面目に練習しろ!と怒鳴ってもいい。それでケンカになったっていいよ。それで、空気が変わって、みんなプレイや練習から目を離せなくなるから。サッカーの神様はそういうことを学ばせようとして、お前をあの場所に導いたのかもしれない。お前、トゥーリオになってみろ!」
って。

ちなみに、自分がコーチしているU11では、一度、キレたことがあるんです。恥ずかしながら(笑
あの時、本当に空気がピリっとしちゃったからな。子供たちには、申し訳なかったかもしれないけど、世の中には怖いこともあるってこと、体験できて良かったのではないかな。
だって、今の子供、特にカナダの子供って、そういう怖いもの知らずで生意気なガキに成長しちゃったりするから。

僕たちの子供の時というのは、必ず近所に怖いオジサンがいました。
親戚のオジサンだったり、風呂屋のおじさんだったり。
今は、そういうこと減っていますね。

まあ、今日のことで、大河が明日からその場の空気を変えるようなことはできないと思うけど、ともかく周りに流されないで、正しいと思うことを全力でやる勇気、それを持ってくれたり、感じてくれたらいいなあ、と思いました。

ところで、今日、リョウキに来季のウエストビーチを渡しました。
とても喜んでいたけど、パンツ、ちょっと大きかったかな。
これから、アメリカに行きボルコム大会もあるし、ぜひ頑張ってほしい、と思います。