初心の心を忘れべからず

今日も快晴でとっても良い天気。
朝、ビデオの件でシモンに電話して、お願いごとをした。ビデオのちょっとしたパロディ部分で外人のお姉さんがコマーシャル風に読む原稿があるのだが、その直しを催促したのである。先日、メールで送ったことだけど、どうだろう?と伝えたら、「忘れていてゴメン」と言い、その直後に直した英文がやって来た。こういうところ、シモンは本当に助かる。
そこへ行くと、Bライダーは困りもの。ハウツー内容部分でインタビューをしなくてはいけないのだが、何度電話しても返事をして来ない。思わずフゥーってため息が出る。「お前はそんなに偉いのかい?」と思わず突っ込みたくなるけど、一度乗りかかった船ならず仕事なので、最後までしっかりと良いコンテンツを制作する義務があるのだ。ともかく、来年は発想を変えて、Bライダーを使わなくても良いハウツーができるように考えよう、と改めて思う。
冷たいようだけど、世の中このように選別されて仕事が選ばれていく。これがオレが生きるスノーボードの世界だけど、結構、他の業種でも同じでしょ?
今日、メールがあり、「送ったハウツーの写真、一部ちょっとクオリティがよくなくて使うのがキツい」と言う。写真を見ながら原稿を書いた時には、小さいサイズの写真だったので気づかなかったが、大きくすると確かにピンが甘い写真があった。と、なると再撮影が必要なわけで、この夏、もう山に上がらなくてもいいかな、と考えていた者にとってはちょっと厄介。だけど、ここで山に上がらないと後悔は目に見ているし、何より10万人以上の読者を相手にするのだから、ここで上がらない手はない、と自分自身を叱咤した。
撮影してくれたお助け隊のカオリンに連絡。カオリンは申し訳なさそうに、
「お忙しい中、2度手間をかけることになってしまい、申し訳ございません」
との返答だった。
凄い素直な回答に感激。これで、「よしっ、ますます頑張ろう!」という気になった。成功する確立を上げるために、デジから一部の撮影はフイルムに変えようとしたり、またピンが絶対に合うようにその撮影場所で決めて撮るようなことをやったり、ともかくいろいろなアイデアが浮かぶ。
しかし、世の中には不思議なほどやる気が失せる対応する方もいて、結局、人間というのはスキル以上にその精神が大切なんだなあ、と改めて思うのである。得てして、上に行く人間ほど、そういった堕落した態度を見せることもあるので、カオリンを見習って、オレも初心の心を忘れべからず、ということを肝に命じる。