冬へ

10

朝散歩していたらずいぶんと冷え込みが強くなったことを感じた。だんだんと日が差して来て山が見えてくると、白い部分がかなり下の方まで広がって来た。冬の足音がさらに強く聞こえてくるようである。
この時期には、熊は冬眠前に活発的に食料確保に走るので熊目撃は頻繁に起こる。
昨夜も1時頃だったか、チャーリーがワンワン吠えていた。「ああ、熊が近づいているので、おっぱらっているんだなあ」と思った。お勤めご苦労様である。
ウチのチャーリーというのは、犬のくせにあまり主人に対して順応な態度を取らない。普通、犬というとご主人様が帰って来ると喜んで尻尾をフリフリ、飛びかからんぐらいの喜びで迎えそうなものだが、チのチャーリーはだいたい無視である。気高いというか、媚びないというか。
チャーリーのお母さんは純粋なハスキーというから、そういった狼的なところがあるのだろう。しかし、熊が近づくようなファミリーの危険を冒すような事態には敏感に反応し、この時とばかりに活躍するのである。
ところで今日、シャーリーはお父さんが病院から退院するということで、クレアちゃんと里帰り。大河も1日デイケアで、自分の時間がたっぷりできたので、たっぷり仕事させてもらった。時間が経つのもメチャクチャに早かった気がする。