タクミ坊や

タクミ坊やがウィスラーに帰って来た!丁寧にもお酒とカステラをいただいた。このお酒も、そしてカステラも相当においしい。シャーリーもお酒を飲みながら、「ヤバイほどうまい!」と関心していた。
お酒とか、持って行くのって結構、大変だと思う。だから、こうしておみやげでいただくと恐縮するし、またありがたい気持ちも強い。
以前だったか、クラブ員の子に、相当大きなお酒、あれは一升瓶だったかをいただいた時には、持って来るのが大変だったなあ。だけど、あのお酒はかなり長い間、楽しめてよかった。
シャーリーもお酒大好きだから、こうして夫婦で楽しめるのはいいね。オレたち普段、ほとんど趣味があっていないし、いっしょに遊ぶこととか少ないから。まあ、夫婦なんて所詮、そんなものかもしれないし、むしろスノーボードにシャーリーが付いて来たら面倒な気がするけど、たまにこうした些細なものだけど、同じ趣味があるといいなあ、と思う。
だけど、ここ最近ずっとタクミの存在は忘れていたから、こうしてウィスラーに戻って来たのは嬉しいなあ。なんだか、最近、オレを楽しませくれる若い奴がいなくて。夏の間は、ハジメもトオルも日本にいるから。タクミがこれからウィスラーにいるので、おもしろくなったぞ。まあ、あいつも学校があるから、オレと付き合ってられないだろうけど。
ところで、今日、タクミに何歳か聞いたら、もう19歳だって! ちょっとビックリしたなあ。知り合ったのは確か16歳とか17歳だから、ずいぶん大人になったね。もう、坊やとか呼べないなあ。そう言えば、なんか顔つきが大人っぽくなったね。
考えてみたら、その年齢でウィスラーで生活するってのも大したものだし、いくらホームスティと言えども、親もよく出したものだと関心する。
同じ年齢の子たちは、タクミが親のスネをかじってスノーボードをやっているという見方をすることもあるようだけど、ある意味、あの年齢での考え方としては、なかなかしっかりしていると思う。日本にいる同じ年齢の若者と比べても、たくましいと思うのだ。だって英語が話せて、車も運転して、宿を借りる手配から、様々な細かい手続きなど、自分でやらないといけないのだから。
それと、あいつはネズミ小僧のように、そのへんいつもウロチョロしているから、やたらに情報通。たぶん、ウィスラーで最も知られた日本人であると思われる。今日もHライダーが妊娠したらしいとか、どこで聞いたのだかわからないようなことも教えてもらった。ともかく、あいつはスノーボーダーに限らずオールラウンドにウィスラー関係の人を知っているのだ。
この冬は、トオルもハジメも来ても春頃だと言うし、まあタクミと遊んでいるかな。