スノースタイル誌

郵便ポストを見たら、スノースタイル誌最新号が入って来ました。イエーイ!

スノーボード雑誌は、よく日本から送られて来ます。
雑誌社の多くは、仕事した時の号だけが送られて来るのですが、スノースタイル誌に関しては、僕が仕事していない号でも送ってくれるので、ありがたいです。

誰が送る手配してくれているのだろう?高橋さんかな?
いつも、ありがとうございます!

スノーボード雑誌もいろいろありますが、スタイル誌ほど歴史ある専門誌はないでしょう。

僕の記憶では、1980年中頃からファイン誌が、時々、スノーボードを特集で紹介するようになり、専門誌では87年頃かな、オーリー誌というのがありました。だけど、確かこれは2号だけで終わってしまった。映画パンフレットのようなコート紙でできた薄っぺらい感じのものでした。

その後、1990年だったか、スノースタイル誌が登場!
そして、すかさずスノーイング誌が登場しました。

季刊誌としてスタートを早く切ったのは、スノーイング誌でした。しかし、当時のスノーイング誌は、強引に6号分に広げた感じで、内容がなかった。コンテンツがあまりにもイケていなかったから、僕はカナダから手紙を出しました。内容は覚えていないけど、協力したいということだったでしょう。結構、生意気な内容だったと思います。それで、カナダから帰って、新田さんという方にお会いし、それから僕はスノーイング誌で仕事をするようになりました。ある意味、まった経験のない若造を採用した新田さんは、凄かったと思います。

いろいろやったけど、思い出としてはハウツー天使のコーナー。このコーナーは100回を超えたし、スノーボード専門誌としては、金字塔とも言うべき連載記録でしょう。月刊誌で100回以上の連載ですから。

スノーイング、スノースタイルと来て、その後にトランス誌、スノーボード・ニッポン誌、スノーボーダー誌(ヤマケイ)、スノーボード誌(実日)、フリーラン誌という感じで、続いて来ました。90年中頃のスノーボード・バブルと共に専門誌も増え、各雑誌のカラーを出してスノボ専門誌戦国時代が到来したのです。

そして、今でもあるのは、みなさん御存じの通り、スタイル誌、トランズ誌、スノーボーダー誌、フリーラン誌、そしてファイン誌の特別号です。

だから、スタイル誌が一番歴史あるのですが、この雑誌ほど編集方針が変わって来た雑誌もない、と思います。
編集長が変わるたびに、ターゲット層も変わったようです。

ある時は、一般層に近付いたと思えば、現在はコア層になったり。

だけどネットがこれだけ普及している今、やはり専門誌の生きる道は、コア層向けしかないと思います。
ネットだと日々の情報発信、動画を得意とします。
ハウツーという部分でも、ネットでどんどん無料に配信される時代になるでしょう。
雑誌がネットに勝てない分野があるのです。

だけど、ネットは1つのコンテンツに時間を掛けて作り上げる特集記事を得意としないだろうし、また専門誌ならでのディープな記事を作るのも難しいと思うのです。日々更新をしていく運命のネットは、よりカジュアルなネタになりがちです。
逆に季刊で月間でリリースしていくスノーボード専門誌は、よりディープにネタを掘り下げる必要があると思います。

今のスノースタイル誌は、年間10日以下の滑走のサンデーボーダーには難しいかもしれないけど、スノーボードを真剣に楽しみ、スノーボード・カルチャーを感じようという人たちには、おもしろいと思います。

まさに、僕のようなスノーボード・サイトでは、できない領域をやってくれるので、そこはありがたいことです。

このようなハウツー抜きのコアな専門誌が、今、どれだけ受け入れられるかは未知数ですが、海外からの評価は上がって来ているようです。日本でもスノーボードを深く愛する人たちに受けいれられていくと思います。