お気楽商売!?

夕食を取った後、大河の塗り絵に付き合っていたら寝てしまった。そのまま一気に寝る魂胆だったが、いくつか気になる仕事があって起きた。それにしても、オレの仕事はお気楽なもんだ。寝たい時に寝れる時間があるのだから。
普通、日本で言えば、オレのような立場な人は、かなり不思議な人だろう。だって、時間通りに仕事に行かないし、いつ仕事しているんだか、わからないようなものだから。例えば、日本には「近所の目」とか「世間帯」という言葉があるけど、まさにオレはそのような目に晒されれば、風来坊のような存在だろう。「あそこのお父さん、何をして食っているの?」という状態である。
だけど、ウィスラーの気質だろう、誰もそんなことを詮索しない。オレ以外にも、不思議な商売をやっている人がいる。結構、他人がどんな仕事をやっているか予測できない部分もある。
例えば、オレが15年前に働いていたスシ屋では常連の方がよく来ていてカナダ人には珍しく、いつも現金で支払っていた。やさしい人格者で、いっしょに話してみて気持ちいい方だった。ウィスラーには長く住んでいたと思うけど、2、3年前にドラッグ・ディラーであったことが発覚してつかまってしまった。そう考えると、「あの人ももしかして?」というようなことも思い当たり・・・。
近所の人たちも不思議な人が多い。一応コンストラクション(工事現場)の仕事をしている人がいるけど、最近は仕事を行かずに裏庭に子供の砂場を作っている。今日も仕事用のトラックで砂を運んでご機嫌だった。今、長期休暇中?
斜め前に住んでいる人も不思議だよなあ。仕事を行っているのを見たことがない。なんでもコンピューター関係ということを聞いたこともあるが、なんだか怪しいんだよなあ。シャーリーともよく話すのだけど、何かちょっと不思議な雰囲気の方で、ちょっと変な商売をやっているのでは?という印象なのだ。勝手に想像して申し訳ないけど。
隣の奥さんは、いつも家にいる。前はホテル関係の仕事をやっていたそうだけど、家にいながら仕事をしているのだ。パソコンでPR関係の仕事? それとも会計士とか??
もちろん、そんなワケのわからない仕事をやっている人たちばかりでないが、全体的にみんな人生を楽しんでいる匂いがプンプンする。人生仕事だけでないでしょ! もっと遊ぼうよ、という雰囲気なのだ。そんな気質だから、オレのような存在も不思議でない。
先日の日記でカナダが失業率6%で好景気、ということを書いたけど、人間の幸せって何なのかな?と思うことがある。例えば、カナダの田舎のようなところでは日本で言う低所得者の方が、日本では考えられない豪邸(カナダでは普通の家)に住んでいる。自然にも囲まれて、良い環境だ。
だけど、日本人はもう買うものがない、というくらい良い商品を持っている人が多いなあ。
良い車に良い家電、あと良いブランド品を持つのも1つの特徴だね。
先日、NHKの番組である女性の経営者が成功している一例を紹介していたけど、その人の高級六本木マンションは、あまり豊なサイズとは言えなかった家中に、ブランド品ばかり溢れていた。「今日はホームパーティなの」って感じで、友達やアメリカ人のボーイフレンドも来ていた様子を流していたけど、狭い部屋でやっている立食パーティは何か、田舎の姉ちゃんが都会ぶっている、カッコ悪い印象だった。資産が何十億とあるのに、あんな生活しかしかしないものか、と思ったものである。
まあ、いろいろ横道反れてしまったけど、まるで下町の銭湯のような話題を、日記に書きとめられる時間があるってのもまさにお気楽商売だよね。