【フサキ日記】桜タイムマシーン

桜がきれいなこの季節。二十歳の頃から海外へ出たので、この時期、桜を見たことを思い出せません。子供の頃は、桜に興味を持ったことがなかったので、この感じを思い出せません。
だけど、今の桜はとても綺麗で、ビックリします。僕もオジサンになったということでしょう(笑

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息子、大河はこの春から中学で、今日、新しいクラブチームの初練習でした。
その帰り道、僕の母校である中学校を通りました。

「お父さんもサッカー部で、ここで3年間やっていたんだよ。」

「えっ、そうなの!」

「だけど、最初の一年間はほとんどボールに触らずに校庭をずっと走っていたんだ。」

「うわあ、それはつまらないね。」

「お父さんは、気持ちが弱かったんだ。相手から強引にボール奪うことができなかった。足は速かったんだけどね。だから、ずっと補欠。3年間まともに試合に出たことがない。」

「ゴール決めたことないの?」

「なかったなあ・・・。」

「練習試合でも?」

「チーム内での練習ではあったかもしれないけど、思い出せないな。
だけど、ここでずっと走ったお蔭で、足腰が鍛えられたんだ。だから、スノーボードを28年間やっているけど、ケガをしたことがないのかもしれない。」

「ふーん」

「もし、タイムマシーンに乗ってあの頃の自分にアドバイスできたら、もっと自信を持て!と言いたい。お前はできるって。もし、そういう人がいたら、お父さんのサッカーが変わったかもしれない。だけど、サッカーで自信をもったら、スノーボードに夢中になれなかったかもしれなあ。あの時のモヤモヤが弾けて、高校でスノーボードを始めて、目覚めたんだ。そして、カナダに行ってママと出会ったんだよ。」

「僕、エースになれる。」

「えっ?」

「僕は、新しいチームでエースになるよ。」

タイムマシーンで過去には戻ることはできないけど、あの頃、自分に伝えたかった言葉は息子に伝わったようでした。