今月4日にデンマークのコペンハーゲンで予定されていたワールドカップ、ビッグエアー大会が試合10日前になって突然中止となってしまった。
広告
理由はチケットの販売不振とのこと。
平昌オリンピックに出場のために、少しでもポイントを稼ぎ出場したい選手にとっては出鼻を挫かれた格好となった。
そもそも多くのスノーボード種目は、観客など関係なく行われるものが多いが、コペンハーゲンでのW杯は都市部型の特別なイベントなので、チケットの販売に左右されてしまった。
同じヨーロッパでも、インスブルックで行われるAIR + STYLEのビッグエアー大会では毎年、多くの観客を動員し成功を収めている。だがFIS主導のビッグエアー大会は、これまで観客動員の弱さが目立つ。人気のビッグエアーをオリンピックに取り組んだもののワールドカップでは今一つ盛り上がるに欠ける結果となっている。
現在、日本のナショナルチームの選手たちや世界のトップ選手などは、スイスのサースフェーでトレーニングに励んでおり、今回キャンセルになったことでより集中して練習しているようだ。
広告