【コラム】We used to…

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文:平野 創(NOMISライダー)

先日、NOMIS design本社のニューオフィスに行くため、フサキさんとVancouverに行った。
ニューオフィスで、今やすっかり社長のMat.C (Simon Chamberainの兄)に会った。
夏以来の再開だった。

ひとしきり話し、マットに “PEAK” を見たかどうか尋ねた。
マットはPEAKを絶賛していた。
そして、PEAKの中で昔、NOMISがまだ仲間内で手売りしてた頃の写真があったなぁ、なんてハナシをして盛り上がった。

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あの頃は、シモンなんて誰も知らなくて、ただのローカルの一人。今と変わらない穏やかな好青年だ。
NOMIS designも、nomis street wearみたいな感じの名前で、白い無地のTシャツに、チェックの布切れをぬいつけ、NOMISのロゴのパッチを貼り付ける。
当時NOMISを着てればほとんどが知り合いで、NOMISのステッカー貼ってればみんな繋がってた。
そんな手作り感たっぷりのNOMISのTシャツやフーディ、ビーニーを着て、晴れの日も、雨の日も、みんなで仲良くゲレンデを流してた。

しかし、NOMIS designも今や北米では爆発的な人気。ウィスラービレッジを歩けばNOMISを着た人達に出会う。
もちろん会ったこともない人達だ。
そんなNOMISの成長を嬉しく思う反面、あんな風にいっしょに滑ることはないだろう、と思う。
あの頃のメンツはほとんど今は撮影でバラバラ、スタッフや社長は、仕事で大忙しだ。

だけど、オフィスに行ってマットたちと会ったら、みんないろんな形で成長しながら、こうやってファミリーとして繋がってるんだなぁ、とちょっとノスタルジックな気分になった。

これからも、みんなに愛されるNOMISであって欲しいし、そうあるように自分ができることをしていきたいと思った。

●平野 創のブログ
http://www.dmksnowboard.com/diary/hajime/


http://www.nomisdesign.com/

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