【コラム】世界一早いバンクーバー五輪予想

バンクーバー五輪まで、あと一年とちょっとになった。前回は、メダルを期待されながらも、結局、悲願であったニッポンのスノーボード選手たちは、惨敗にはメダルがなかったけど、果たして今回は!?

そこで、ウィスラーのワールドカップの取材を続けて10年以上となる本ウェブ編集長のフサキに、世界一早いバンクーバー五輪予想をしてもらった。

「私が住んでいるカナダでいよいよ五輪開催です。楽しみだなあ。
スノーボード五輪種目も、パイプだけでなく、アルペン、クロスもあるけど・・・、うーん、残念ながら、この両種目のメダルはないだろうね。うまく行ってトップ8というところ。クロスで藤森由香になんとか入賞してほしいという希望は持っているし、アルペン含めて良い成績を残すことが、その種目をさらに強くすることになるきっかけになるんだけど。

やはり、気になるのは、メダル獲得が期待されるハーフパイプだ。

まず、女子に関しては、これまた残念ながら難しいと思うよ。みんな親交のある選手だし、ぜひ頑張ってほしい、と思うけど、アメリカ勢の実力がズバ抜けていると思うんだ。あと、北欧の新鋭あたりがピョコンと表彰台に絡んで来るんでないかな、と予想している。オリンピック2回目となる、中島志保、山岡聡子もチャンスはあると思うけど、ベテランだけに飛躍的なレベルアップは難しいだろう。なんとか3位とか入ってもらえれば、と期待している。
あと、10代の岡田良菜は、若さでドカーンって行ってほしい。
降旗由紀は、どうなんだろう? 昨年、春のウィスラーのままでは難しいけど、凄い頑張り屋だと思うし、ぜひここ1年での成長を期待して、メダルを獲ってほしいな。
でも、順位予想となると、金、ハンナ・テーター、2位もアメリカ勢で、3位北欧勢って感じかな。

男子は、期待できるよ。特に期待が掛かるのは、青野令だね。最近、同じ愛媛の親友・仲間でチームEP.BROの藤田一海、彼が台頭して来ているでしょ!彼の飛躍が、青野にとっても良い効果をもたらすと思うんだ。先日、東京ドームでトースタインの優勝を当てることができたけど、あれも同じ仲間のチャズ・ガルデモンドがいたことが良い効果をもたらしたと予想したんだ。バンクーバー五輪でも一海と共に切磋琢磨して、頑張ってほしいな。
また、日本には天才的な才能を持つ國母カズもいて、彼の活躍も期待。ハマれば、金だって夢でない。そんな実力者だと思うんだ。
工藤洸平も魅力的なライダーだね。彼にもチャンスがあると思うよ。
渡部耕大、石原崇裕、村上大輔は、どうかな? うーん、彼らもよく知っているだけに、なかなか申し訳難いけど、表彰台は難しい、と思うんだ。だけど、村上大輔は、あのソルトレイクから本当に地道に頑張っていて、頭が下がる思い。石原タカも渡部コーダイも、もっとメンタル的な部分を克服していけば、チャンスが生まれると思うな。何があるかわない五輪だけに表彰台の期待も。

さあ、男子の予想だけど、ズバリ、青野令の金ってのもあるんじゃないかな。もともと、ショーン・ホワイト以上にパイプの滑りの良さも見せてもらっているし、彼はそういう星の下に生まれて来ているのでは?と思うんだ。
銀は、確実に実力を残しちゃいそうな、ショーンかな。
銅は、誰だろう? うーん、期待を込めて、藤田一海でどうだ!

スノーボード男子ハーフパイプで、金と銅を取れば、きっとスノーボード市場の活性にもなるだろうね。青野令がメダルを取れば、一躍ヨネックスの株価も上がりそうだ。

まあ、どうなることやら。楽しみだよ!」

(dmk編集委員・飯田房貴)