
昨日、オーストラリアの人気スキー場のスレドボでチェアリフトが強風により落下するアクシデントがあった!十代の3人のゲスト(スキーヤーor スノーボーダーかは不明)が負傷してしまった。地元のニュースなどが、この模様を伝えている。
落下してしまったスレドボ・スキー場のチェアリフトは、Kosciuszko Chairlift(コジオスコ・チェアリフト)。事故は、頂上付近で発生したという。女性2人が背中を、そして男性1人が顔を負傷し、すぐに救急隊員が現場に駆け付け手当てをした。(※幸い怪我の状況は、軽傷のようだ。おそらく頂上付近で落下の距離も短ったと思われる)
事故が起きた時間は、午後2時20分頃。その時に異常な突風が吹いた。気象局によると、その頃スレドボでは時速65kmの強風が吹いたというが、もしかしたらこの事故が起きたスポットだけ、さらに強風が吹いた可能性もありそう。
現在、SafeWork NSWと独立したエンジニアによって徹底的に事故原因を調査されてるという。
スレドボでは、2019年にもチェアリフトが落下しているという事故があり、今回で2度目となってしまった…。
同じオセアニアにあるニュージーランドのスキー場、マウントハットでは強風のためにしばしばクローズすることがあるが、こうした安全管理の大事さが改めて浮き彫りになった。
記者が住むウィスラーでも、強風が80km以上に及ぶことがあるが、そうした時にはゴンドラはゆっくり走らせ、多くのリフトがクローズされる。それでも、ゴンドラは強風に煽られ鉄柱に触ってしまうのではないか、と思うくらい揺らされることがある。
スキー場に行って強風になったら、万が一の事故に巻き込まれないためにも無理して滑らないようにした方がいいだろう。突風の中、滑っていてもあまり楽しめないと思うし…。特に海外で古いリフトに乗る時などには気を付けたいものだ。(※ニュース映像を見ると、リフトは最新のものではなく古いタイプのように見える)