
いよいよ全国のスキー場もオープンシーズンを迎える。雪山での楽しみは格別だが、チェアリフトの利用時には安全への意識を忘れてはいけない。
先日、アメリカ・コロラド州のキーストンリゾートでは、モンテズマ・エクスプレス・チェアリフトから27歳のスノーボーダーが落下する事故があった。幸い命に別状はなかったが、事故の詳細な原因は現在も調査中である。過去には、チェアリフトからの落下が原因で命を落としたケースも報告されており、わずかな油断が大きな事故につながることを示している。
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チェアリフト事故の主な原因は次の通りである。
- 操作ミスや不注意:リフトが動いている最中にバインディングを調整したり、体を乗り出したりすること。
- 安全バーの未使用:チェアリフトには必ず安全バーがあり、使用しないと落下リスクが高まる。
- 装備の扱い方の誤り:スノーボードやストックを持ったまま座席に不安定に座ることなど。
安全に楽しむためのポイントは以下の通りである。
- 安全バーは必ず下ろす
- 装備やバインディングの調整はリフトで行わない
- 座席に深く座り、体を乗り出さない
- リフトの係員の指示に従う
雪山は楽しいが、わずかな不注意が大きな事故につながる場所でもある。特にシーズン初めは久しぶりのリフト利用で緊張感も欠けやすい。コロラドの例を参考に、今シーズンも安全第一で雪山を楽しもう!
記事ソース一覧
- Fall from chairlift at Keystone Resort results in no life-threatening injuries, according to Sheriff’s Office
- Colorado snowboarder who fell from Keystone chairlift dies, and mother has a message: “Please, just put the bar down”
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