カナダのカルガリーで行われているワールドカップのハーフパイプで日本勢が大躍進!なんと出場した男女8名が全員予選通過を果たし、男子では戸塚優斗が1位通過、女子では今井胡桃が1位通過を果たした。
Photo: Fis snowboarding
男子は2本滑れて、その内のベストランが採用され、トップ10位までが決勝行けるルール。
X GAMESから、世界選手権でも銀メダルに輝いた若き日本のエース、戸塚優斗は1本目に83.75点をマークし、早々と決勝の席を確保。そしてさらに2本目にはチャージを駆けて、90.50というこの日、全選手合わせた一番のハイスコアで予選1位通過となった。
2位には、スイスの実力者で、X GAMESや世界選手権でいつも戸塚の後を追っていたパトリック・ガードナー。
そして3位に日本が誇るパイプ・マスターの片山來夢が入った。持っているポテンシャルの高さは抜群だけに、久しぶりに表彰台の高いところを期待したい。
その他、日本人男子では、穴井一光が5位と高位置に!
平野流佳も9位に入り、決勝へ進んだ。
おそらく決勝は、日本勢4人にスイスのパトリック、そして予選で6位に入ったアメリカのトビー・ミラーとの争いになるだろう。
決勝は、寒いナイト・セッションになるので、ぜひ体調管理に努めて、日の丸飛行隊で表彰台を独占してほしい。
以下、男子ハーフパイプ予選結果
http://medias4.fis-ski.com/pdf/2019/SB/7154/2019SB7154RLQ.pdf
女子の方では、今井胡桃が見事に1位通過!ここ最近の大会で安定した成績を残しているだけに、ぜひ決勝でもこの勢いのまま頑張ってほしい。
ライバルとなるのは、2位に入った中国の蔡雪桐、そして3位に入ったスペインのケラルト・カステリェト。どちらの選手も、今季絶好調で表彰台に立ち続けている実力者だけに、かなり厳しい戦いとなりそうだ。
その他、日本女子では、冨田せなが4位、松本遥奈が5位、大江光が6位で決勝へ。
DMKでは、長年、ワールドカップの速報などお伝えして来たが、男女8人全員が決勝へ進んだのは、今回が初めてかも!?
さあ、ファイナルにはどんなドラマが待ち受けているのか!期待しよう。
以下、女子ハーフパイプ結果。
http://medias2.fis-ski.com/pdf/2019/SB/7153/2019SB7153RLQ.pdf