
マーク・マクモリスが、Burtonチームの中国トリップに同行し、初めてのインドア・ハーフパイプ体験。その模様を伝える動画が公開された。
Xゲームスの金メダリスト数を最高を誇るマークもインドアのパイプの大きさには驚き、「ちょっと怖い」とコメント。だけど、「とてもエキサイティング」で言いながら、ハーフパイプに挑む姿が紹介されている。
それにしても、この中国のインドアのパイプのクオリティの良さは驚くばかりだ。映像を見た限り、ワールドカップ・クラスのサイズとコンディションが用意されているように見える。こんなところで、才能ある中国人スノーボーダーに365日ガンガン練習されたら、近い将来、中国勢がパイプ界を席巻しそう。
ハーフパイプの歴史を紐解くと、2002年ソルトレイクシティ・オリンピックの時は、アメリカ勢が強く男子では表彰台を独占だ。その後もアメリカは強く、スノーボード大国なんて言われて来たが、最近では日本勢の台頭が強くなり、北京オリンピックでは遂に平野歩夢が金メダル、女子でも冨田せなが銅メダルに輝いた。しかし、次のオリンピック、あるいは次の次あたりは、もう中国になかなか勝てない時代というのもやって来るかもしれない。それくらい、クオリティが高く見えるハーフパイプだ。
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ところで、今回のマークの動画では、このインドアパイプのシーン以外に、中国でのスケートボード、イベントの様子なども紹介されている。
Featuring: Mark McMorris, Danny Davis, Luke Winkelmann Su Yiming and Grace Warner
FIlm/Edit: Russell Chai
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