Burtonは本当に“市場の半分”を占めているのか

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UK巨大コミュニティの投稿から考える、その支配力

UK発のスノーボード・コミュニティサイトSNOWBOARDERS(メンバー数約8万人)に、興味深い投稿があった。
それは、Burtonがスノーボード市場の約半分を占めているという内容である。

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投稿では、Burtonの市場シェアは40〜45%に達するとされている。
ただし、統計データの明確な出典元が示されているわけではなく、この数字がどこまで正確なのかは定かではない。

それでも、長年スノーボード業界を見続けてきた立場からすると、この話には強いリアリティを感じる。
「さすがに半分は言い過ぎでは?」と思いつつも、感覚的には“それくらいあっても不思議ではない”というのが正直な印象である。

特に注目すべきは、ボード単体のシェアだけではない。
むしろビンディングとブーツにおけるBurtonの存在感は、ボード以上に圧倒的だと感じている人も多いはずだ。
ショップの売り場構成、レンタル市場、エントリーユーザーからコア層までの浸透度を見ても、その比率は非常に高いと推測される。

投稿内では、次のような比較もなされている。

Burtonは、1977年にジェイク・バートンがバーモント州のガレージで立ち上げたブランドであり、実質的にスノーボードという産業そのものを生み出した存在である。
そして現在では、Salomon、Rossignol、K2、Ride、Lib Tech、CAPiTA、Jonesといった主要ブランドをすべて合算しても、Burton単体のシェアには及ばない——という。

この数字が正確かどうかは別として、ひとつ確かなのは、Burtonが業界内で突出した影響力を持ち続けているという事実である。
プロダクト開発、流通、マーケティング、ライダーサポート、さらにはオリンピックを含む競技シーンまで、その影響範囲は極めて広い。

Burtonを好きな人もいれば、距離を置きたい人もいるだろう。
しかし、好悪を抜きにして見たとき、1ブランドがここまで市場を支配している状況は、やはり異常とも言えるレベルである。
言い換えれば、それほどBurtonが優れたプロダクトを輩出し続け、長年にわたり世界中のスノーボーダーから信頼を勝ち取ってきた証とも言える。

この投稿は、改めてBurtonという存在の大きさ、そしてスノーボード産業そのものの構造を考えさせられるきっかけを与えてくれる。
数字の真偽以上に、その「実感」こそが、多くのスノーボーダーに共有されている感覚なのかもしれない。

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