【フサキ日記】Burton One World 見た感想

8年ぶりにチームムービーをリリースしたBurtonの最新作、One Worldを見ました。

感想としましては、登場するライダーはもちろん、撮影、編集、音楽、すべてにおいてこの業界のトップレベル!
作品全体から感じられる故ジェイク・バートン氏への思いは、心が温まります。
改めて、この素晴らしいスポーツを僕たちに授けてくれて、ありがとう!という気持ちになりました。

多くのライダーが出ていますが、個人的にはベン・ファーガソン、マーク・ソラーズ、ミッケル・バンが印象的。
彼らのバックカントリー映像が、僕にとってのハイライトでした。

ストリートも素晴らしいのですが、ストリートという舞台で比較すると、結構、他にも良い作品が出ているので、そのへんのアイデンティティーは弱くなるのかな、と思いました。今後もし作ることになったら、思い切ってカットしても良いのかも、と思いました。

ソラーズ、ファーガソンなど、おそらくこの業界ではトップクラスのバックカントリー・ライドを見せてもらったけど、バートンのムービーだけに、もっと大胆にパーク系の映像も織り交ぜてほしかったです。パークやパイプのカッコ良さをガッツリを見せれるというのもバートンチームができる強みだったので。そのへん、アンナ・ガッサーとクレメンス・ミューラーに頼った感がありますが、他にも素晴らしいタレントがいるので、豪華な感じでやってほしかったなあ、と思います。

今回の作品は、無料でないということで、購入をためらっている人もいるかもしれませんが、407円ですから、買って損はないです。おそらく、これをダウンロードして、雪山へ行く車の中で、音楽を聴くだけも価値があります。音楽を聴きながら、再び映像を思い出すって最高の気分ではないでしょうか。
そういった意味では、今、これを読んでいながら、まだ見ていない、購入していない人すべてにオススメします。

ちなみに僕が住むカナダでは、アマゾンのプライム会員に入らないと見れなくて、単体での購入がダメでした。
他にiTunes/Apple TV、Vimeo on Demand、Google Playで購入できるのですが、ちょっとだけ高くなります。

この作品をぜひ見てほしい!という方は、普段あまりスノーボードのビデオなど見ない人です。
個人的には、久しぶりに今季スノーボードをやる気を見せている息子にも見せたいな、と思いました。

あとは、日頃、ユーチューブ系のグラトリとかカービングのような映像ばかり見て、こうした本格的なスノーボード作品らしいものを見ていない人にも、ぜひ見てほしいと思いました。

これが、おそらく最高峰のスノーボード・ムービーであることは間違いなく、見るだけもスノーボード・マインドが高まるでしょう。

ただ個人的に思うのは、何かスムース過ぎて、もう1つ心に残らないというところがあります。
なんというのだろう…、もうちょっと引っ掛かりがほしかったというか。別にジャンクフードっぽいものを見たいというわけではないけど、もうちょっとスパイスを効かせてほしかったというか。その答えが何かということはわからないけど、かつて僕が見たバートンムービーならではの感激ののような、もっとずっしり漬かりたいという気持ちです。
見る方はどんどんと良い作品に慣れて来るので、作る方は本当大変なんだけど、ともかくもうちょっと期待以上のビックリがほしかったかな、というのが僕の贅沢な感想になります。