独特なユニークなデザインのフーディやフェイスマスクで、瞬く間に大人気ブランドとなった韓国のBurnStreet。
先月、その創始者で代表、Qさんがスノーボード展示会のために来日。さらにdmk丸沼ツアーにも参加!
人気の秘密、ブランドのストーリーを伺った。
Interview & Photo by Fusaki Iida
BurnStreetブランドを始めたきっかけは?
僕は元々はアマのライダーで、カナダのウィスラーに行っていたんだ。
だけど、肩の脱臼のケガによって、今後ライダーを続けるのはどうかな、と思い始めていた。
そんな時、カナダで見たフェイスマスクがカッコいいと思って、僕も始めようと。
ブランドを始める時には、お父さんに昔からある韓国の言葉をもらったよ。
「虎は死んだら、皮を残してくれる。人は死んだら、名前を残す。」と。
僕は、その時、自分の名前を残したいと思ったんだ。誰もやっていないようなユニークで幸せになるようなデザインのフェイスマスクを作ろう、と。
BurnStreetデザインは、どういったところから来ているの?
dmkツアーに相棒ヨップと共に参加したQ。楽しい思い出となったようだ。 |
70年代のアメリカのテレビ・ショー。それがとてもクールだと思ったんだ。
誰もやっていないようなデザインをやりたいと考えているよ。
韓国には、スノーボードのブランドって結構あるの?
僕が始めた2005年というのは、数えるほどしかなかった。
それこそ、5つとか。
だけど、今は200とかあるよ。
えっ、200も!?
そう、2009年に韓国でスノーボード・ブームが来て、その時にたくさんのアクセサリーのブランドができたんだ。
だけど、BurnStreetは、最初に始めたブランドだから、そういったところで支持が高いんだ。
確かにウィスラーでも韓国のスノーボーダーを見ると、よくBurnStreetをしているよ。本当に韓国での認知度が高いことを伺わせてくれる。
だけど、どんどん後発ブランドが出て来て、どうやって戦っていく?
ブランドのイメージ。そして高いクオリティだね。
フェイスマスクは、吸湿速乾性能のCOOLEVER素材で、肌触りも抜群に良い。そして、鼻のところには針金が入っていて、フィット感を良くしている。
BurnStreetは、将来どういうブランドにしたい?
たくさんのスノーボーダーから良いモノと言われたい。
ビギナーから、エキスパートの人まで、たくさんの人に支持を受けれるように、良いモノを作る努力をしいくよ。
これまでフーディやシャツ、フェイスマスクをリリースして来たけど、来年はどんな展開に?
これまでの商品プラス、デニムのジーンズ。これは、ライダーからも高い評価を受けているけど、本当にカッコいいのでオススメだよ。
あとは、フェイスマスク部分を他のカラーに変えられるフーディ・シャツ。そしてリーシュのベルトもあるよ。
(以下、スノーボード展示会で、多くの方からカッコ良過ぎる!と言われたアウター用デニム)
見た目には、ほぼストリーチのデニムと言っていい。そのディテールには、妥協がなく、ボタンのオリジナル製など細部にいたるまでこだわりのデザインを見せる。
しかし、その正体はウォータープルーフ15000mmという完全なるアウター。
ところで今回の日本のトリップはどうだった?
本当に楽しかった!
dmkのツアーは、最初知らない人ばかりでちょっとナーバスになったけど、みんな親切で。とても良い思い出ができた。
最後にメッセージを。
僕のBurnStreetが、みんなにとって大好きなブランドになりますように願っています。
これからもさらに良い商品をリリースしていくので、お楽しみに!