【はじめてのスノボ】 ボード、ブーツ、ウェアなど必要なもの教えて!

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憧れのスノーボードをやってみたい!!
だけど、スノボ初心者で何を揃えていいのか、わからない・・・
そんなお悩みの方へ、ボード(板)、ブーツ、ウェアなど何か必要か?ということをわかりやすくご紹介しましょう。

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絶対に必要なモノ!ボード(板)、ブーツ、ビンディング

これがないとスノーボードができない!
絶対に必要なモノは、3つあります。

一つ目は当然ながら、板(ボード)。です。

そして、次にスノーボード専用のブーツです。

また、ブーツと板を結ぶ留め具、ビンディング(注:英語の発音では、バインディングと言うので、近年そのような言い方が増えている。)です。

スノーボード(板)、ビンディング、ブーツは、スノーボードをするのに不可欠なもので3点セットと呼ばれています。

板+ビンディング+ブーツ=スノーボードの3点セット

ちなみに、板とビンディングだけだと2点セットと呼ばれています。

ウェアはぜひあった方がいい!

次に必要なものは、ウェアです。
極端な話、防水性があれば良いので、スノーボード専門のメーカーでなくても、スキー用、登山用でも大丈夫でしょう。
近年は、パンツだけを専用のものを使って、上のジャケットなどは、普段着のような恰好で滑る方も増えています。
でも、転ぶと雪が入ったり、濡れてしまったりして辛い。特に初心者ほど転ぶので、上下でウェアを揃えておきたいですね。


(やはり上下に専用のウェアがあるとゲレンデで最強に真も守られている感じがする。できれば、自分のカッコいい or 可愛いの、ほしいね。好きなファッションに身を包むことで、テンションも上がるよ!)


(春やシーズンインのまだそれほど寒くない時期は、スノーボード専用のパンツに、パーカーやコーチジャケットを着るのも今風。)

●関連リンク
スノーボード ウェアの選び方
https://dmksnowboard.com/howto/how-to-choose-snowboard-wear

気を付けたいのはケータイと車の鍵

スノーボーダーなら少なからず経験しているのが、ケータイや車の鍵の紛失。
誰でも焦った経験ってあると思います。
そこで、貴重品をどこに仕舞うか。事前に考えておき、そうしたことも踏まえてウェアを選ぶようにしましょう。

僕は、太もも下部にあるポケットとか決めています。
これは個人差もあるかと思いますが、太ももの上あたりってヒザを曲げた時に引っ張られるエリアで、そこに財布など入れておくと邪魔に感じるのです。
ジャケットに仕舞っておくという手もありますが、ジャケットのポケットって頻繁に開け閉めするので、そこに大事な鍵とか閉まっておくのも気が引けるんですね。
ようは、雪上にいる時には絶対にファスナーを開けないというポケットに大事なものを仕舞っておきたいのです。

当然、ランチの後、財布を使用しているので、ポケットは開いている可能性はあります。必ず、雪上に出る前にポケットが閉まっていることを確認しましょう。
スノーボード・トリップ中は、旅の疲れ、慣れないことへのチャレンジなどでどうしてもボケーっとしまいがち。それだけに、事前にどのポケットにどんな貴重品を仕舞っておくのか、決めておくといいでしょう。


(貴重品をどこに仕舞うのか。そういうことを考えるのもウェア選びには必要でしょう。)

あった方が断然良い!ゴーグル、専用グローブ、ビーニー(ニット帽)

ゴーグルは、雪が降った時に視界を確保する大事なアクセサリーです。
また、晴れた日にも紫外線をカットするので、目の保護のためにも必要。特にゲレンデというのは、今まで体験したことがないほど強い紫外線を受けることがあるので、気を付けたいですね。


(ゴーグルは、雪の日から目を守るだけでなく、紫外線からも守る大事なアイテム。サングラスでは雪の日に困ります。またゴーグルの方が転倒の際にも、外れることがないので良いでしょう。)

みんなどうやってゴーグルを選んでいるのだろう?
気になる方は、ぜひ以下のリンクをご参考ください!

https://dmksnowboard.com/howto/how-to-choosing-snowboard-goggles

スノーボード専用のグローブは、スキー用と比べて濡れ難くく、雪が入り難い特徴があります。
もの凄く極端な話、軍手のようなものでもないよりはマシだけど、初心者ほどグローブの重要度は増すので、こちらも揃えておきましょう。

ビーニー(ニット帽)は、頭や耳を寒さから守る大事なアイテム
「寒~い」って不快な気分でスノーボードをしていても楽しくないですからね。
また、あまり知られていませんが、転倒の際にもビーニーをしていることで頭部を守る役目も果たしてくれます。もちろんヘルメットと比べれば、頭部保護のレベルはかなり低いけど、まったくしていないよりはマシです。
多くのスノーボーダーは、寒さ対策だけでなくオシャレ・アイテムとして愛用しています。ぜひ、あなたもお気に入りのビーニーを見つけてください。

あると最高!身体を保護するヘルメットとプロテクター

スノーボードを始めた人が必ず言うのは、「お尻が痛い~。」
雪のコンディションにも左右されるけど、転倒が多いスノーボードの初心者。その辛さから一度で辞めたしまった方も少なくありません。
そんなことにならないように、お尻のプロテクターがあると便利です。プロテクターは保温性もあるので、雪山を気持ち良く過ごせますよ。

ヒッププロテクター以外には、ニー(ヒザ)もあると便利です。
前に転倒した時、またはヒザ立ちの状況でもニープロテクターがあると助かります。

また手首を怪我するスノーボーダーも多いので、リストのプロテクターもあるといいですよ。

プロテクターには、その他、背中、ショルダー(肩)をカバーするものなどもあると思いますが、一番必要な箇所はお尻。次に手首とヒザだと思います。だから、最低でもヒッププロテクターだけはあると良いでしょう。


(初心者にとってプロテクターは大変重宝するアイテム。特にヒップパッドは必需品!)

また近年、ヘルメットの重要度が伝えられるようになって来ています。
まだ日本では、ゲレンデの半分以上の方がヘルメットをしていないですが、欧米では9割近くもの方がヘルメットをしています。
頭部の事故は、死に直結するので、海外では子供のヘルメットは義務化されているほどです。
ヘルメットもぜひとも付けてほしいアイテムです。
スキー用、スノーボード用、どちらでもOK。ぜひ雪上用のヘルメットをご使用ください。


(頭部の保護は初心者ボーダーさんにとって大事なこと。ぜひ、ヘルメットかぶってほしいな。)

●関連リンク
【コラム】カナダ人がヘルメットをかぶる理由
https://dmksnowboard.com/column/why-canadians-wear-a-helmet

ウェアの中って何を着るの?

ここでは、よくメーカーが伝える正しいレイヤー術のようなことは伝えません。
しかし、事実、多くのスノーボーダーが快適と思って実践している方法をご紹介します。

まず、ソックスですが、普段用のソックスでも大丈夫だけど、できればスノーボード用のソックスがあるといいです。
なぜなら、普段履くソックスは、薄くて寒かったり、短くてブーツの上までサポートしていなかったりするからです。
さらにスノーボード専用には、様々な優れた機能があるので、できる限りここはケチらずに専用のものを使いましょう。

以下、参考リンク。
https://dmksnowboard.com/howto/snowboaerd-socks

パンツの下には、タイツを履くといいです。
厚めのジャージーのようなもの、またはジーンズのようなものを履く方を見かけるけど、動き難くなるので調子良くありません。
ユニクロのヒートテックなようなものでもいいので、ぜひ揃えてください。


(インナーは、スノーボーダー用の他、スキー用、登山用でもOK。だけど、近くのスーパーで売っているタイツでもいいと思います。上のインナーもあると温かくて便利だけど、特に下は必要になるでしょう。)

上に着るインナーに関しては、温かさや快適さを保てるようにすれば何でもいいと思います。
もちろん、雪山での正しいインナーウェア着こなし術というものはあるのですが、僕たちは通常、20分以内に温かいレストハウスに避難できる場所で滑っています。バックカントリーに行く登山家のようなスノーボーダーではないので、あまりこだわらなくてもいいでしょう。

通常のマイナス0度~マイナス10度の気候であれば、Tシャツの上に、クルーネック、またはパーカーのようなもの。あとはウェア(ジャケット)があれば良いと思います。
人によって寒さの感じ方が違うので、一概には言えないけど、それよりも肌を出さない方が温かく感じることでしょう。
そういった意味では、ここまで出さなかったけど、ネックウォーマーといのは大変重宝するモノです。最近はオシャレで安価なモノも多いので、ぜひ持って行くといいでしょう。


(ネックウォーマーは安価でありながら、雪山で首元を温かく保つ重宝アクセ。オシャレだし、ぜひ持っておくといいよ!)

スノーボード専用のバッグは?ブーツバッグは?トラベル用のバッグは?

スノーボードの専用バッグは、飛行機に乗ったり、電車に乗るようなケースではあると便利です。
車で行く場合には、車を傷つけないように、ソールエッジカバーがあるといいでしょう。


(ソールカバーというのは大変便利!これで車はもちろん、電車&バス・トリップにも対応する。)

ブーツバッグは、特に必要ありません。

トラベル用のバッグも、なんでもいいです。
中学の時に部活で使っていたバッグでも!

電車などの移動手段によっては、タイヤの付いたバッグは楽ですけどね。
当然、スノーボーダー用のバッグがあれば、楽ということになりますが、僕自身そういったバッグでスノーボードに行ったことはありません。お袋の二泊三日用の旅行用バッグを借りています(笑


(板の他にブーツやウェアなども入るスノーボード専用バックは、特に飛行機に乗る時などに便利。)

何を買って何をレンタルするか?

スノーボードのギアを最初から全部揃えるというのは、なかなか大変なことだと思います。
一度もやっていなかったら、最初から高いものを揃える気にはならないですよね。
そこで、僕が個人的に、もしも自分の友人にアドバイスしたらどうするのだろうか?ということを考えてアドバイスしてみますね。

2点セットを買うか or レンタルするか?

まず板とビンディングの2点セット。
ここは迷うところですが、レンタルもOKだと思います。
また、最近は、安い2点セットが買えるので、まずは安いものでもいいでしょう。

僕はスノーボードを30年以上もやっていますが、近年のスノーボードはとても良くなっています。
極端な話、どんなに安い板を買っても10年前のギアよりも良いのではないでしょうか。

自分は冬の間、ウィスラーでインストラクターをして、たくさんの初心者の方を見て来ましたが、自分のギアを持っている方の方が、上達が早い傾向もあります。やはり、最初から買う覚悟が上達の意欲を増すのでしょう。

去年のモデルの安いセットは、特にお買い得!
レンタルもいいけど、自分の板、最初から買うといいでしょう。
あまり有名でないブランドだと、恥ずかしいとか思いあるかもしれませんが、気にすることはないと思います。
ゲレンデに行けば、そんなこと気にしている方はいないものですから。

だけど、安いところで買うと、ビンディングのセッティングなど、とんでもないスタンス幅、アングルになっていることもしばしば。
そういった意味では、専門店で買うのが安心ですね。
プロショップなどと呼ばれる専門店は、良いブランドばかり揃えているので、ちょっと高く感じるかもしれませんが、やはりショップが厳選した良いギアばかり売っています。アドバイスをl聞けるという点でも、ぜひ一度ショップに足を運ぶことをオススメします。

ブーツは頑張って買いましょう!

ブーツもレンタルでもいいですが、スノーボードのギアの中ブーツほど大事なギアはないと思います。
履き心地が良くて、長い時間履いても不快にならないブーツ。
レンタルでもいいかもしれませんが、ここはぜひ妥協なく自分で選んで買いたいところです。
一番奮発しても良いギアだと思います。

ショップの方は、とかく小さめを勧める傾向があるようですが、カンファタブル(居心地が良い)ものを選んでください。
また初心者にとっては固めのブーツよりも柔らかめの方が、足首がよく曲がり操作がしやすいでしょう。

ウェアも安いものたくさんあります!

ウェアもレンタルという手もありますが、今、ウェアって結構安く買うことができますよ。
機能面も気になるところですが、どんなに安いものを選んでも、まずまずOKレベルのものばかりなので安心してください。
自分の気分が良くなるファッション性を重視しても良いと思います。
ウェアは、一番雪上で目立つ部分なので、ぜひ買うことをオススメします。

その他アクセサリー類

ビーニー(ニット帽)、これまで使っていたものでOKです。
グローブは、一応安くても良いので買いましょう。レンタルとかあるかもしれないけど、臭そう(笑
プロテクターはヒップはあるといいですね。できればニー・プロテクターも。
先に紹介した記事をご参考にしてください。

気になる料金まとめ

板、ビンディング2点セット 買った場合(2万円~5万円5千円) ※レンタル3千円~5千円
ブーツ(1万5千円~3万円) ※レンタル2千円前後
ウェア上下セット(1万2千円~7万円) ※レンタル3千円前後
ゴーグル(2千円~1万5千円)
グローブ(2千円~1万円)
ヒップ&ニー・プロテクター(3千円~1万円)

以上、とりあえず大ざっぱには5万5千円ほどで、なんとか揃えそうですよ!

もちろん、もっと奮発して高いものを買うのも手。ここで挙げた金額は最低ラインなので、これ以上出せた方がより好みのものを選べそうですね。
シーズン前には、様々な安売りの即売会イベントもあるので、そういうところで購入するのも良いでしょう。
何か小物を買いながら、スノーボード・ショップの店員さんとお話して、様々な知識を付けるのもグッドアイデア!

そして、スノーボードを始めてみて、楽しんでいただけたら、ぜひこれからは徐々に良いモノを揃えてみてください。
きっとスノーボードは、あなたにとって素晴らしい友になっていくことでしょう。
僕もスノーボードとは30年以上のお付き合いになります。

飯田フサキ プロフィール
東京都出身、現在カナダ・ウィスラー在住。
スノーボード歴35シーズン。そのほとんどの期間、雑誌、ビデオ等スノーボード・メディアでのハウツーのリリースに捧げている。
90年代を代表するスノーボード専門誌SNOWingでは、「ハウツー天使」というハウツー・コラム執筆。季刊誌という状況で100回以上連載という金字塔を立てる。またSnowBoarder誌初期の頃から様々なハウツー・コーナーを担当し、その中でも一般読者にアドバイスを贈る「ドクタービーバー」は大人気に!その他、自身でディレクションし出演もしたハウツービデオ&ハウツー本は大ヒット。90年代のスノーボード・ブームを支えた。
現在も日本最大規模のスノーボード・クラブ、DMK Snowboard Clubの責任者として活動し、レッスンも行っている。
普段は、カナダのウィスラーのインストラクターとして活動し、世界中の多くの人にスノーボードの楽しさを伝え続けている。2016-17シーズン、ウィスラーのインストラクターMVPを獲得!!
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