歴史的大決戦!平野歩夢は銀 ショーン・ホワイトが金メダル

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平昌オリンピック 男子スノーボード決勝戦は、スノーボードの大会歴史上の大決戦に!

平野歩夢は、2本目のランで五輪大会では初となるフロントサイド・ダブルコーク1440からのキャブ・ダブルコーク1440のメイク成功!!!

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「絶対に金メダル!!」というような猛烈なストレート・パンチのような一撃だ。
これで一気にトップに立った平野。
その後のショーンのランは、この平野のランに押されるかのように、「これでは勝てない」とばかりに、自身初めてのフロントサイド・ダブルコーク1440からのキャブ・ダブルコーク1440にトライした。しかし、その完成度は平野に及ばず、最後には転倒してしまった。このままではショーンは勝てない。この後、最後の一本を残すが、平野歩夢の金メダルが見えていた。

平野残りの1本、ショーンへ引き離しにかかるため果敢に1440コンボを仕掛ける。が、その完成度は低く失敗ランに終わる。
だが、このまま行けば平野が金メダルという展開だ。

残りは二人。

メダル候補のスコッティ・ジェームズとショーン・ホワイト。
しかし、スコッティはチャージ賭けるも失敗ランに。これで平野の銀メダル以上が確定した。

最後は、ショーン・ホワイト。
これでショーンが決まらなければ、平野の金メダル確定だ。

一発目、フロントサイドダブルコーク1440、2発目にキャブ1440。鮮やか。完成度抜群。
そのまま一気にショーン劇場、いつかどこかで見たあの景色の再現が、またここで、この最後の一発で起きていた。

滑り終わった瞬間、ショーンの激しいガッツポーズ。
そして、優勝の行方は・・・、
ショーン・ホワイト金メダル!!!

ショーンの目から涙が。
初めて見たショーン・ホワイトの泣く姿。
それだけショーンにとっても壮絶な一戦となったのだろう。

スノーボードというスポーツがこの世に生まれてから、おそらく一番の大決戦。
最後まで誰が勝つかわからない、しかも史上最高レベルという展開は、世界中の目をスノーボード競技に引き込んだ。

ショーン・ホワイトと平野歩夢の大決戦を観れたことは、この時代に生きた僕たちスノーボーダーの幸運だった。

平昌オリンピック
男子スノーボード結果

金 ショーン・ホワイト(アメリカ)
銀 平野歩夢(日本)
銅 スコッティ・ジェームズ(オーストラリア)

4 ベン・ファーガソン(アメリカ)90.75
5 パトリック・バーグナー(スイス)89.75
6 チェイス・ジョージー(アメリカ)87.75
7 片山來夢(日本)85.75
8 ジェイク・ペイツ(アメリカ)82.25
9 ヤン・シェレル(スイス)
10 ケント・カリスター(オーストラリア)62.00
11 戸塚優斗(日本)39.25
12 ピート・ピロイネン(フィンランド)12.75

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