W杯HP開幕戦!平野歩夢、肋骨骨折も強行出場し予選2位通過

@FIS Snowboarding
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6日、中国の張家口・密苑(シークレットガーデン)にてスノーボードW杯ハーフパイプ開幕戦予選が行われた。北京五輪金メダリストである平野歩夢は、肋骨骨折の影響を抱えながらも強行出場し、予選1組で2位で決勝進出を決めた。
歩夢は1本目のランで88.00点を記録し、決勝進出を確定を決めると。2本目は無理を避けるため滑走を見送りDNS(不出場)となった。

また1組の3位には、優勝候補の一角のオーストラリアのスコッティ・ジェームスが入った。

目次

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男子ハーフパイプ:日本勢が好調な滑り出し

男子では、昨季種目別王者の平野流佳が2組1位、戸塚優斗が1組1位で予選を通過した。また、平野歩夢に加え、重野秀一郎、山田琉聖の日本勢計5名が決勝進出を果たした。
一方、平野海祝は左足首の負傷により欠場となった。

女子ハーフパイプ:15歳の新星が鮮烈デビュー

女子では、W杯デビュー戦の清水さらが堂々の1位通過を果たした。同じく初出場の工藤璃星も4位で決勝進出を決めている。昨季種目別王者の小野光希は2本共にメイクした安定した滑りで5位通過。一方、北京五輪銅メダリストの冨田せなは24位で予選敗退となった。

注目の決勝戦へ

男子決勝では、日本勢が勢いを維持しさらなる活躍が期待される。また、女子でも新星清水さらのパフォーマンスが注目されるところである。2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪代表選考の一環として始まった今大会は、日本人オリンピック出場枠、男女各4人を争う意味でも重要な一戦だ。

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