先のソチ五輪で日本人初のスノーボーダー銀メダリストに輝き、次回の平昌オリンピックでもメダルの期待が掛かる平野歩夢に仰天報道!なんと、2020年の東京オリンピックではスケートボードで出場するプランが持ち上がっているというのだ。
ニュースの発端は、先月末に日本のローラースポーツ連盟会長・平沢勝栄の事務所に日本スケートボーディング連盟の佐藤会長が訪れたこと。佐藤会長と共に平野の父、英功さんも訪問したという。
この時に英功さんが語った内容が、平沢勝栄会長のフェイスブックで紹介。
(以下、原文まま)
日本スケートボーディング連盟の佐藤会長(上写真/平沢の左隣)らが来訪。なお、平野氏(上写真/一番右)はソチオリンピック(2014年)銀メダリストの平野歩夢氏の父親で、平野歩夢氏はスケートボードで2020年の東京オリンピックを目指す予定。
平野英功さんは2003年新潟に「日本海スケートパーク」を設立。そこで息子の歩夢は、スノーボードと共にスケートボードにも熱心に取り組んで来た。彼のスノーボードのスタイルがスケートで培ったことは、多くのスノーボーダーが知られているところだ。あの世界のスノーボーダーたちを驚かすハイエアーでの安定感の根源は、バインディングという足サポートのないスケートで築き上げて来たものだ。
世界的に見ると、二度のオリンピックで金メダルを獲得したショーン・ホワイトもスノーボードとスケート、両方の世界で大きな成果を上げている。X-Gamesでは、スノーボードで13個。スケートボードで2個の金メダルを獲得している。
歩夢は、ショーンのように世界的なスケートの大会で結果は残していないが、スノーボード同様にスケートの腕前も超一流と言われている。スノーボードの世界で戦って来た精神力、運動神経などポテンシャルは高い。
しかも、英功さんは日本スケートボーディング連盟の理事を務めていてスケートへの思いはスノーボード同様に熱いのだ。当然、愛息子を晴れの舞台に送り込みたいという気持ちは強いに違いない。
2018年冬の平昌。さらに2020年夏の東京へと出場となるのか。
それが実現できれば、平野歩夢、まさに横乗り界のドリーム・ライダーとなりそうだ!