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平昌オリンピックのスロープスタイル、ビッグエアーで輝いた広野あさみが、翌年にスノーボードクロスに挑戦すると聞いた時、とても驚いた。
元々、クロスでプロになった選手。また当時からナショナルチームきってのフィジカルの強さも聞いていたので、「これは素晴らしい挑戦!」とも思ったけど。
一方で、彼女がどれだけ苦労して、ワールドカップに転戦し、結果を残し、オリンピック出場に漕ぎつけたかということも伺って来た。
いつもギリギリの戦いの中、残って来ただけに、「またあの苦労を味わいに行くのか!」という驚きもあった。

そんな彼女が、カナダのカルガリー遠征トレーイングから、ウィスラーにやって来た。
またとない機会なので、早速アプローチしてインタビューに成功!
広野あさみの最新の声をどこよりも早くお届けします!!

Photo: Jimmy

インタビュー:飯田房貴 @ウィスラー

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--クロスに転向しオリンピックを目指すと聞いた時、とても驚きました。
また、あの茨の道を行く決心をした経緯は?

広野:そうですね。新潟にあるJWSC(全日本ウィンタースポーツ専門学校)に通っていた時から、
いろいろな競技をやっていたので。その時にもクロスにも出ていたし。
スロープでオリンピックに挑戦していた時も、辛かったのですが・・。時が経つと忘れるんですね。
でも、再びクロスをやってみて、こんなに辛いんだ、って思い出しました(笑)

-- 実際にやってみた感触はどうですか?

広野:最初は自身満々だったんです。
自分は、ジャンプの選手だったし、クロスでもジャンプは使うので。
でも、実際に大会に参加してみると、歯が立たない・・。
心が折れそうにもなりました。

技術的な部分で、まだまだ足りない。
スロープになかった凸凹の吸収の仕方とか。
バンクのカービング力とか。
だからそのへんをテーマに練習しています。

-- かつては、クロスに出ていたとは言え、実際に改めてクロスに出て、他の選手と同時に滑ることって怖くないのですか?
また、スロープスタイルやビッグエアーの一人演技と違って隣の選手よりも先にゴールを切らないといけません。
そのへんのお気持ちは?

広野:クロスはシンプルに勝ち負けが決まるので納得がいきます。
ただ単に、その時自分が速かったか遅かったか。
とてもシンプルだな、と。

-- これまでスロープやビッグエアーで、ジャッジング競技をやって来たからこそ、ですね。

広野:うーん、正直なところ・・・。
スノーボードやクロスをもっと楽しみたい!ってだけなんです。
スロープの時は絶対オリンピック出なきゃっ、てプレッシャーがあって。自信が無くなってスノーボード楽しめなくなったこともありました。

だけど、戦える身体とナショチといっしょに練習できる環境をもらっている以上、それはチャンスであったりもします。
限られた時間の中でやれることやって、自分が満足できたら本望かな、と。

-- 素直に自分に向き合う力。だからこそ成長できるのだと、広野選手を見ると感じます。
オリンピックに行くためのビジョンは?

広野:レベルもまだまだだし、メダル取ります!なんて自信持って言えないです。
伸び伸びと、自分のできることを精一杯、楽しくやりたい!
まずはスタートラインに立つこと。ワールドカップに出場です!

来年までにワールドカップの資格を取って、出場したら決勝に進出して入賞ができるほどのレベルの選手になりたいですね。

-- 応援しています。本日はありがとうございました!

広野:ありがとうございます!!

広野あさみ スポンサー:
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