オーストラリアの有名スノーリゾートの名物上級者パークでアメリカ人が死亡

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オーストラリア・スノーウィー・マウンテンズにあるペリッシャースキー場は、南半球最大のスノーリゾートであり、世界中のフリースタイル・スノーボーダーが訪れる名門パークとして知られている。

そのパークで8月、22歳のアメリカ人スノーボーダー、ドリュー・ヤングクイストさんが命を落とす事故が発生した。ヤングクイストさんはユタ州出身で、救急医療を学びながら冬のシーズンワークでオーストラリアに滞在していた。事故当時、彼はパーク内の大きなジャンプ付近でクッション付きのポールに衝突し、救助が試みられたが現場で死亡が確認された。

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ペリッシャーのフロントバレー・テレインパークは、4.6メートルから9.1メートルにも及ぶ巨大なジャンプ台を備え、シーズンごとに世界のトップライダーが集まり挑戦する場所として有名だ。その一方で、初心者や十分な経験を積んでいないライダーが安易に挑めば、深刻な事故につながるリスクがある。

実際、地元関係者は「このパークは常に進化しており、プロアスリートにとっても挑戦の場である」と説明している。つまり、ちょっとした「度胸試し」のつもりで挑戦するにはあまりにも危険なセクションだということだ。

スノーボードの魅力は大きなジャンプやトリックの挑戦にある一方で、自分の実力を見極め、適切な場所を選ぶことも重要である。今回の事故を受けて、改めて「無理な挑戦を避け、安全第一で楽しむこと」が強く求められるだろう。

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