荒れたチリの斜面で、男らしく直滑降でライディングするセージ・コッツェンバーグの動画がアップされているので、ご紹介しよう。
記者は、シーズン中にウィスラーでスノーボードのインストラクターをしていて、生徒さんの滑りを見る時、「どれだけ直滑降できる力があるのか?」と確認させていただくことがある。
直滑降なんて、誰でもできると思われるかもしれないが、意外にも初心者から中級者の方で苦手な方も少なくないのだ。
ようは、エッジングが掛かっていないボードをフラットにさせておくということが、どうも苦手なのである。
そんな方には、ほぼ平らでプレッシャーが掛からない斜面で、真っ直ぐに滑ってもらったり、あるいはボードを水平にジャンプさせてもらったりするなどのエクササイズをやってもらうことで、徐々に直滑降の能力を高めていくことができる。
広告
今回、紹介するセージのような直滑降は、根性も必要だし荒れた斜面を滑り降りるというのもなかなか難しいもの。
しかし、優れたライダーというのは、まるでヒザと足首を車のサスペンションのように使い、上半身を安定させてライディングできるというもの。
ちょっとしたお遊びショットだが、セージのやたらに直滑降能力が高いところを垣間見る映像だ。
広告