アルプスで最も名高い観光地!ツェルマットとイタリア間を一気通貫する新ロープウェイが完成

@zermatt.ch
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スキーヤーが憧れるアルプスで最も名高い観光地として有名なツェルマットと、イタリア間を一気通貫する新ロープウェイが完成し、今月1日から運行を開始した。

日本の富士山よりも高い標高3883メートルにあるクライン・マッターホルンと、スイス・イタリアの国境にある展望台テスタ・グリジアを結ぶ新ロープウェイのマッターホルン・グレッシャーライドⅡにより、スイスのツェルマットからイタリアの麓町チェルビニアを7区間で結ぶルート「Matterhorn Alpine Crossing(マッターホルン・アルペン・クロッシング)」が完成した。
地元では、新しい観光名所として期待が高まっているそうだ。

(いつかは行ってみたい!ツェルマットの新観光名所が誕生!)

マッターホルン・グレッシャーライドⅡのキャビンは、テオデゥール氷河の上空を通る。長さ1.6 キロメートル、標高差は363メートルあるが、途中に鉄塔はない。「途中に鉄塔はない」というゴンドラがブラーンと垂れ下がったようなイメージは、記者が住むウィスラー名物、PEAK 2 PEAKゴンドラを連想させるが、ウィスラーの方はさらに長く3.03キロメートル、標高差は436メートルなので、ギネスブックへの軍配はウィスラーのまま。ちなみにウィスラーのPEAK 2 PEAKゴンドラもスイスから運ばれたスイス製なので、いかにこの国のゴンドラ建築技術が高いか伺い知れるというもの。

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このニュースを詳しく伝えるswissinfo.chによると、今回の新ロープウェイ構築により期待されるのはアジア観光客という。
ダニエル・ルッゲン観光局長は「アジアからの観光客は今年、順調に回復している。日本人や中国人など一部はもう少し時間がかかりそうだが、韓国や、インドネシア、台湾、シンガポール、タイなど東南アジアからの観光客が多くツェルマットを訪れている」と話す。

ちなみに気になる価格は、ツェルマット~チェルビニア間の往復料金は240フラン(約3万8500円)とちょっとお高い。だが、スイスのこうした山の鉄道は高額があたり前な上に、片道でなんと1時間半も掛かるということから、このような値段設定は当然なのかもしれない。

ヨーロッパならではの大自然のパノラマビューが楽しめるツェルマットの新観光名所。いつか行ってみたいな!

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