アメリカのユタ州パークシティから様々なスキー、スノーボードの最新情報を伝えるSnowBrainsから、ちょっと気がかりなニュース（2月28日付け）が出ているのでご紹介しよう。
なんとBURTONがサイバー攻撃を受けて売り上げにも影響を受けたというのだ。
Burton’s Online Store Has Been Shut Down For 2 Weeks Because of a Cyber Attack
https://snowbrains.com/burtons-online-store-has-been-shut-down-for-2-weeks-due-to-a-cyber-attack1/
記事によると、バートン・スノーボード社は、10日前から同社のオンラインショップを標的としたサイバー攻撃を受け、同社ウェブサイトでの注文や追跡ができない状態になっているという。このサイバー攻撃により、同社は2月14日以降、すべての注文をキャンセルせざるを得なくなった。折しもアメリカ西海岸でスキー場のシーズンが豊富な降雪で好調な最中に発生したもので、バートンの売上に大きな影響を与えている模様だ。
日本国内からのバートンからは、何もリリースが来ていないので、おそらく日本では問題ないだろうが、本社お膝元では大事なセールスの時期にとんでもない事態に巻き込まれたようだ。
そもそも世界中の多くのスノーボーダーからリスペクトされ、従業員に対しても業界でも屈指のサポートをしているというバートンが、なぜサイバー攻撃を受けたのか謎だ。
社員が誤って、不正なメールの添付ファイルを開いたり、不正なWebサイトにアクセスしたりすることで、感染する可能性があるというが、もしかしたらそうした事故があったのかもしれない。
あるいは、セキュリティ対策が不十分であったり、アップデートを怠っていたりしたとか。脆弱性があるシステムを使用している場合には、攻撃者によって簡単に侵入されることがあるということなので、そんなことも早急に改善する必要性もあるのかも。あくまでも憶測の範囲内だが…。
ある意味、スノーボードを代表するリーディングカンパニーだけに、こうしたとばっちりを受けたのかも！？そういう意味ではバートンという存在の大きさを物語っているニュースだろう。
