日本人W優勝!!平野流佳と小野光希が2連勝を達成

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W杯ハーフパイプ第3戦目、USグランプリ大会は男女の決勝が米カリフォルニア州マンモスマウンテンで行われて、男子では平野流佳、女子は小野光希が優勝し、前大会スイスW杯に続きそれぞれ2連勝を達成した。

平野流佳は2本目に91.50点をマークし、通算4勝目!
戸塚優斗が5位、平野海祝が6位、片山来夢が7位、重野秀一郎が9位だった。

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縦2回転、横3回転のスイッチバックサイドダブルコーク1080からバックサイド900、さらにフロントサイドダブルコーク1440を鮮やかに決めて、キャブダブルコーク1080トラックドライバー(グラブ)、そして→フロントサイドダブルコーク1260を完璧メイク。最後はご愛敬とばかりにバックサイドのアーリーウープ540でビクトリーランを締めた。

2位には、今、最もスノーボード・コンペティション界で忙しいと言われている選手、オーストラリア出身のバレティーノ・グセリ。彼はパイプだけではなく、スロープなどすべてのフリースタイルに競技に参加しているか、なんと言っても持ち味はエアの高さ。今大会でもスイッチのバックサイドメソッドを豪快に決めて、最後はフロントで1440を決めてみせた。爆発モンスターは、今大会もしっかり準優勝を飾り、表彰台に立ってみせた。

W杯男子ハーフパイプ3戦目結果
1位 平野流佳
2位 ヴァレンティノ・ギュゼリ(オーストラリア)
3位 チェイス・ブラックウェル(アメリカ)
5位 戸塚優斗
6位 平野海祝
7位 片山來夢
9位重野秀一郎

男子ハーフパイプ決勝詳細
https://medias4.fis-ski.com/pdf/2023/SB/6336/2023SB6336RLF.pdf

第2戦で初優勝した18歳の小野光希は1本目に90.75点で快勝!
キャブ720→フロントサイド900→バックサイド540→フロントサイド720→キャブ900
いずれのエアーも高く、しかも安定感も抜群でまるで高いレベルのハーフパイプのお手本ラン。スイッチのトリックも苦手としていないようで、まるでレギュラースタンス並みのパフォーマンス。おそらく小野は、これからもコンスタントに活躍し、日本女子のエースになるだろう。

もう一人、決勝に残った冨田るきは、検討むなしく惜しくも表彰台を逃す4位だった。

W杯女子ハーフパイプ3戦目結果
1位 小野光希
2位 蔡雪桐(中国)
3位 マディ・マストロ(アメリカ)
4位 冨田るき

女子ハーフパイプ決勝詳細
https://medias1.fis-ski.com/pdf/2023/SB/6337/2023SB6337RLF.pdf

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